日産サクラを選ばなきゃもったいない! 軽自動車を超えたぶっちぎりの軽自動車誕生【PR】

日産サクラを選ばなきゃもったいない! 軽自動車を超えたぶっちぎりの軽自動車誕生

 EVをリードしてきた日産が日本にぴったりのEVを作った。日産サクラを選ばなきゃもったいない!! ぶっちぎりの軽自動車が面白い!!

文/塩見 智、写真/森山良雄

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国産でダントツ一番! 国内でEVを15万台以上販売した日産の自信作SAKURA


 電気自動車の本命が登場した。電気自動車が最も真価を発揮するカテゴリーは、スポーツカーでもラグジュアリーカーでもなく軽自動車なのではないか。日産サクラに乗るとそう思わされる。

 サクラはこれまでにグローバルで50万台超、日本国内で15万台超の電気自動車を販売した実績を持つ日産の最新電気自動車だ。今年6月の発売から2カ月後には2万5000台を超える受注を記録するなど、今最も人気のある電気自動車だ。

 軽規格に収まる全長3395mm、全幅1475mm、全高1655mmの車体に駆動用バッテリーとモーターを搭載して前輪を駆動する。

薄型でロングタイプのLEDコンビネーションランプによって、リアを大きく見せ、EVをアピールする。また水引デザインのアルミホイールもサクラの名前にふさわしい
薄型でロングタイプのLEDコンビネーションランプによって、リアを大きく見せ、EVをアピールする。また水引デザインのアルミホイールもサクラの名前にふさわしい

 最高出力は軽自動車の事実上の上限である47‌kWだが、制限のない最大トルクは195Nm。ざっとターボエンジン付き軽自動車の2倍だ。そのおかげで1080kgと軽にしてはやや重い車両重量をものともしない力強い加速を味わうことができる。

 電気自動車ならではの静かさと加減速の力強さ、そしてスムーズさは、完全に軽自動車レベルを超えている。交通の流れに沿って走らせるにはアクセルペダルをわずかに踏み込むだけで事足りる。首都高に合流する際、ごく短時間アクセルペダルを床まで踏み込むと、胸のすくような加速を味わうことができた。

 加速のみならず減速でも“電気自動車ならでは”を味わうことができる。e-
Pedal Stepを作動させれば、アクセルの戻し具合でスピードをコントロールでき、ブレーキペダルとの踏み換え頻度を減らすことができる。これが楽ちんで、長時間の運転になればなるほどありがたみを感じる。楽なのは疲労低減につながるので安全性向上にも役立つ機能だ。

誰が乗っても運転しやすく、新鮮な気持ちになれるから、毎日乗りたくなるEVだ。しかも、ガソリンスタンドに行かなくていい
誰が乗っても運転しやすく、新鮮な気持ちになれるから、毎日乗りたくなるEVだ。しかも、ガソリンスタンドに行かなくていい

 また「エコ」「スタンダード」「スポーツ」が設定されたドライブモードがあり、気分や交通状況に応じて車両の特性を変えられるのもよい。

 サクラのこうした上質さ、自由自在さと、これまでの軽自動車とのギャップが大きすぎてすんなり受け入れられず、何度か「今乗っているのは軽自動車だよな?」と自問自答した。

9インチのナビゲーションとスピードメーターなどのメーター類といった異なるディスプレイを水平にレイアウトした、ドライバーの視線移動の少ないインテリア
9インチのナビゲーションとスピードメーターなどのメーター類といった異なるディスプレイを水平にレイアウトした、ドライバーの視線移動の少ないインテリア

 おっと内外装のデザインに触れないわけにはいかない。フロントマスクに配置されたVモーショングリルによって日産車であることは遠くからでも認識できる。

 便宜上グリルと書いたが、開口しているわけではなくグロスブラックの加飾パネルが配置され、中央に新しい日産ロゴが鎮座する。デザインのところどころに和の要素が取り入れられる。例えばアルミホイールやリアのアンダーガーニッシュは日本の伝統美である水引に着想を得たという。

 内装も和モダン。全面にファブリックが貼られたダッシュボードは2段になっていて、メーターのない助手席側はその段差を利用して物置きとしても使える。ドアトリムにも水引デザインが繰り返され、内外装に連続性、統一感がある。走りのみならず内外装の品質も、はっきり言ってぶっちぎりの軽自動車ナンバー1レベルなのだ。

次ページは : 「SAKURA」日本で使うにはぴったりのEV

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