2023年スーパーGT第3戦鈴鹿で7年ぶりの優勝を遂げたGT500 19号車のWedsSport BANDOH。その足元を支えたウェッズホイールの存在を知っているか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:weds
■予選「一発屋」なんてもう言わせないぞ
スーパーGT GT500を盛り上げている存在が19号車のWedsSport BANDOH。ブルーのボディに鮮やかな蛍光イエローのホイールが非常に鮮烈な印象を残す。流麗なスープラにワンポイントとなるwedsホイールはかっこいい。
そんな19号車だが、実は予選はかなり速かった。2022シーズンは4回のポールポジションを獲得している。これは全8戦のスーパーGTにおいてポールポジション率50%という驚異的な成績だ。
これだけのポールポジションであればさぞ決勝も……、と思いきややはりそこは日本最高峰のツーリングカーレースだから簡単にいかず、2022シーズンでの優勝はなかった。
そして迎えた今シーズン。6月3日の第3戦鈴鹿の予選までポールポジションがなく、昨年見せた「予選番長」の影は見えない(とはいえ予選2位だったので好成績だが)。翌4日の決勝もいいペースで繋げ2番手スタートの利点をいかした450kmレースを展開する。
レース終盤に23号車の大クラッシュが発生したこともあり、赤旗終了でトップを走っていた3号車が優勝という結果が鈴鹿サーキットでは発表された。この時点で19号車は2位となり暫定表彰式も開催された。
しかし3号車の給油回数未消化について抗議が出され、6月13日時点で正式結果が発表となった。これにより7年ぶりの19号車優勝が正式結果と確定した。これもエンターテイナーの坂東正敬監督らしい結果ともいえそうだ。
■WedsSportホイールに息づくレーシングスピリット
1998年からwedsとタッグを組んでスーパーGTに参戦しているチームBANDOH。蛍光イエローのホイールが強烈な印象を残すマシンが非常に多い。ホイールといえばブラックやシルバーという印象が多いが、そこにイエローをもたらせたのはwedsの功績だろう。
wedsのモータースポーツラインでもあるWedsSportのホイールはGT500用マシンにはスペシャルホイールを提供している。もちろんその技術は市販車ホイールにもつながるもので、高剛性、軽量、高耐久性を獲得している。
モータースポーツで培った技術を自分の愛車に履く幸福感は非常に大きい。なんたってホンモノの技術、しかもGT500で優勝したマシンの技術が投入されているとなればこれ以上の嬉しいことはないだろう。
坂東監督は「優勝することでWedsさんに恩返しできた!!」と語っていたことからもわかるが、wedsホイールを装着したマシンがGT500で優勝することがどれだけアピールになるのかは計り知れない。
サーキットを走らなくても、愛車にWedsSportのホイールを履くことが大きな誇りになることは間違いないだろう。今後とも19号車の活躍と、wedsホイールの進化から目が離せない。
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