登場から10年余り経過してもなお現役のマツダ6。ハイブリッドなど電気仕掛けのモデルが多いなか、未だ設定なし。でもマツダ自慢のディーゼルで長距離を走れば、そんなものいらない!! と思えるほどの燃費だったのだ。約900キロ走り倒してわかったマツダ6の実力を一挙にご紹介。
文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄
■ワンタンク1000キロは余裕!! 軽油だからランニングコストも安い
今回埼玉県をスタートし、目指したのは飛騨高山・そして下呂温泉という片道約450キロあまりの長旅。この長距離をマツダ6のディーゼルモデルで試してみた。
今回のテストで知りたいのは、ハイブリッドなどの電動モデルじゃないピュアなエンジン車でどれほどの燃費を叩き出せるか。そして登場から10年余り経過しているマツダ6の使い勝手である。
結論からいえば、マツダ6は18.3km/Lというカタログ燃費に近い数値をマークしてくれたのだ。なにもいい記録を出すべく、いわゆる燃費運転ではなく、あくまでフツーに使ってみて叩き出せた燃費である。
ちなみにマツダ6セダンの燃料タンクは62Lで、テスト後に満タンにすべく給油すると51.57Lであった。
まだまだ10L以上残っていた計算となるため、ワンタンクで1000kmは余裕でこなしてくれるというのもデカい!!
そして何より軽油のため、レギュラーやハイオクに比べれば、リッターあたり2~30円近く安いためにランニングコストはかなり抑えられるのだった。
■パワフルさが武器!! ディーゼルの魅力はやっぱ巨大トルク
久々にマツダ6のディーゼルエンジンに乗ってみた第一印象は、パワフル!! ということであった。
ちょっとアクセルを踏むだけで、グインと狙った速度まで持っていけるのだ。とくに高速道路の合流や追い越しといった場面は超ピッタリ!!
今回は一般道と高速道路、それに加えてワインディングでもテストをしたのだが、このシーンこそマツダ6ディーゼルにピッタリであった。
コーナー手前で減速し、立ち上がり直前で踏み増していく際などは、まさに思った通りのラインを狙えるのだった。
コメント
コメントの使い方マツダのディーゼル、壊れなきゃコスパいいんだけど…いくら燃費よくても修理代かさむし安心感が無いよなぁ
Mazda2やロードスターも第2世代マツコネになったので、フラッグシップのMazda6だけが取り残される形になってしまいました。モデルチェンジの噂も聞かないですし果たしてどうなるのでしょうか…