■ドライブに新たな発見をプラスしてくれる
海ほたるへ出発して、再度目的地を木更津市内に設定。デモカーにはDAが装着されているので「Android Auto」を使って画面を表示してみた。DA側のディスプレイが大画面であればスマホ以上に画面は見やすくなるし、何よりもこれまでのカーナビ同様に見慣れた横長表示に地図が表示される点もありがたい。
また走行中にこれも「NP1」ではおなじみの「ドライブトピック」と呼ばれる機能が作動した。
これは現在地を中心に周辺の人気スポットやレストランなどの情報を音声と画面へのインサートで教えてくれるものだが「NP1」からはすぐ近くにある「三井アウトレットパーク」が案内された。
この機能は人気スポットや観光情報などを「るるぶ」や「いこーよ」などが持つ4.3万件以上の情報から“厳選”して届けてくるものだ。
そう、まさに“厳選”なのである。筆者は気持ち的には設定した目的地に向かっていたのだが、この案内で「あ、そういえばあったよね」という気づきがあり、寄り道感覚で立ち寄ってみた。ちょうどイベントなども行われており「NP1」が教えてくれなかったらそのままスルーしていたことだろう。
ポイントとしてはドライバーは特別な操作をせずに「NP1」側が自動で情報を配信してくれるという点。もちろん立ち寄らなくても配信されたスポット情報は「My NP1」アプリで確認できるので保存しておくことで別の日のおでかけなどにも活用することができる。
■NP1を支えるコア技術、それが「通信」
この他にも車内でのエンターテインメント性を一気に高める「クルマWi-Fi」も外せない機能だ。
「docomo in Car Connect」と呼ばれるサービス(有償)と契約することで定額使い放題となる機能だが、これが本当に便利なのだ。
個人的には契約しているサブスクの音楽配信サービスを通信料を気にせず楽しんでいる。またファミリーのお出かけ時などにゲーム機や動画配信などを楽しむ際にも相性は抜群だ。
何よりも通信品質の高いドコモのネットワークを使うことで走行中も本当に安定している。過去にモバイルWi-Fiルーターと並列して実走テストをした事もあるが、安定した受信感度や実速度の点でも「NP1」は優れていた。
ここまで「NP1」の各機能について触れてきたが、結局「NP1」の魅力は「通信」に集約される。
地図の自動更新やサーバー側が探索してくれる高品質のルート提案やドラレコ/Wi-Fiなど全てが「通信ありき」。コア技術としての「通信」がドライバーを含めた乗員全員に「ドライブにおける感動体験」を提供してくれる。目に見えない電波(通信)だが、バックグランドでしっかり“いい仕事”をしてくれるわけだ。
■結論:NP1は進化を止めない
当たり前の話だが、スマホでもPCでも世の中に出回っているIT系機器の進化スピードは極めて早く、1年経てば“旧型”と言われるほどだ。
しかし前述した通り「NP1」は発売からすでに2年半を経過したのに機能はますます増え続けている。正直これは凄い事で、今回のアップデートに関しても従来以上にエンタメ性を付加したことで新たなドライブ体験が得られることは間違いないだろう。
まさに「進化し続けるモビリティデバイス」。ドライブにおける頼もしい“相棒”としても「NP1」の歩みはまだまだ止まらないと感じている。
お問い合わせ:NPサポートセンター0120-599-120
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