現行の運転免許制度では、普通免許で運転できるのは車両総重量3.5t未満まで。その制限の中で小型ディーゼルトラックを成立させ、1t~1.3tの積載量を確保するのはなかなかの難題だった。
いすゞエルフミオは、この難題に挑戦し見事にクリア。トラックドライバー不足に対応する、敷居の低いエントリーモデルとしても注目されている。
しかし、新しいジャンルのトラックをいかに市場に受け入れてもらうか、そのマーケティング戦略も重要だ。
そこで開発初期からエルフミオのマーケティングに携わったいすゞ自動車GR国内事業推進部営業推進グループの花田崇史氏に話を聞いた。そこにはモノづくりの開発と並行して行なわれた、もう1つの開発ストーリーがあった。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/フルロード編集部・いすゞ自動車
*2025年3月発売「フルロード」第56号より




