いすゞエルフEVにトヨタ第3世代FCシステムを搭載!? 量産タイプの燃料電池小型トラックが2027年デビューへ!

いすゞエルフEVにトヨタ第3世代FCシステムを搭載!? 量産タイプの燃料電池小型トラックが2027年デビューへ!

 いすゞ自動車とトヨタ自動車は、水素を使う燃料電池トラックの量産モデルを共同開発する。いすゞの小型バッテリーEVトラック「エルフEV」をベースに、トヨタが現在開発している第3世代の燃料電池(FC)システムを組み合わせた国内初の量産型FCトラックとする計画で、2027年度内の生産開始を目指す。

文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部

200台以上の小型FCトラック実証運行からフィードバック

CJPTでの協業で開発されたいすゞエルフベースの小型FCトラック実証試験車
CJPTでの協業で開発されたいすゞエルフベースの小型FCトラック実証試験車

 いすゞとトヨタは2021年3月、合弁会社CJPTを通じて商用車用CASE技術で協業をスタートし、その一環として「エルフ」ベースの小型FCトラックを共同開発、国内各地のFCトラック実証運行事業へ納入してきた。

 実証車の台数は現時点で200台以上にのぼる。その用途・架装形態も、配送用バン型車や冷蔵・冷凍車をはじめ、平ボディ車、ウイング車、塵芥車(ごみ収集車)、ボトルカー、ガスボンベ配送車、車載車など多岐にわたっている。

 2社とCJPTでは、これら実証車ユーザー(国・自治体、物流企業、インフラ事業者など)での使われ方や運用実態などを収集、FCトラックの社会実装に向けた課題の抽出と、その課題の解決方法を策定する作業に取り組んできた。

 今回共同開発を発表した量産モデル小型FCトラックは、これらの取り組みで得られた成果を反映した新型車となる。発表によれば、商用車特有の高稼働な運用条件に対応すべく、耐久性と信頼性、実用性をそれぞれ向上させた上で、FCV全般の課題である高コストの低減も図ったトラックを目指すとしている。

キャブ付シャシー状態のエルフベースFCトラック実証試験車。シャシーフレーム左右の黄色いタンクが700気圧で圧縮した水素ガスの容器
キャブ付シャシー状態のエルフベースFCトラック実証試験車。シャシーフレーム左右の黄色いタンクが700気圧で圧縮した水素ガスの容器

次ページは : いすゞの最新トラック技術とトヨタの第3世代FC技術を統合

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