日野自動車と国内物流10社は、このほど物流コンソーシアム「ダブル連結トラック コミュニティ」を設立し、協議に参加する企業の募集を開始した。運送事業者や荷主企業など、物流業界が抱える課題解決に向けた議論の場とする。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/フルロード編集部、日野自動車
ダブル連結トラックによる混載共同運行を実施
「ダブル連結トラック コミュニティ」は、今年6月に解散した日野の子会社・NEXTロジスティクスジャパン(NLJ)の事業再編に併せて、新たに設立する。
NLJでは、ドライバー不足による輸送力の確保とCO2の排出低減を両立するものとして、ダブル連結トラックの普及と、異なる荷主ならびに異なる積荷の混載、さらに異なる物流企業での共同輸送に着目、これらを円滑かつ効率的に進めるために活動してきた。
具体的には『ダブル連結トラックを用いた混載運行』『ダブル連結トラックの通行許可/緩和申請/ドライバー教育等のサポート』『ダブル連結トラックの開発/生産/メンテナンス』『運行計画策定システム「NeLOSS」の普及』『幹線運行の自動化の実証』などに取り組んできたが、持続的な有償サービスを目指すために事業を再編し、法人としては解散した。
現在、『ダブル連結トラックを用いた混載運行』の運営については、NLJ出資企業の1社だった鈴与が継承、残る取り組みについては日野社内の専門チームが引き続き進めている。
日野と大手物流10社で発足
今回設立された「ダブル連結トラック コミュニティ」は、ダブル連結トラックの普及のための議論を推進する場とし、『ダブル連結トラック普及・インフラ分科会』『デジタルソリューション分科会』の二つの分科会を設置する。
発足時点の参画企業は、日野、朝日物流、アサヒロジ、岡通ホールディングス、鈴与、大和製罐、新潟輸送、ニッコン、日本陸送、丸総、ユーネットランスの11社となっている。
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