いすゞギガトラクタに車載用ショートキャブモデルが復活! 重いSUVやEVに対応した車両運搬セミトレーラを牽引する!!

いすゞギガトラクタに車載用ショートキャブモデルが復活! 重いSUVやEVに対応した車両運搬セミトレーラを牽引する!!

 いすゞ自動車は7月29日、トレーラ牽引用トラック「ギガトラクタ」4×2駆動車型に新モデル「車載用ショートキャブ」を設定した。UDトラックスと共同開発した現行型は、これまでフルキャブのみ展開していたが、SUVやバッテリーEVなど重い乗用車の運搬に対応したセミトレーラの牽引用として、現行型ベースのショートキャブ車を追加する。同時に先代比で約400kg以上の軽量化も達成した。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/いすゞ自動車、写真加工/フルロード編集部

新しい車両運搬1軸セミトレーラ牽引に対応

いすゞ ギガトラクタ4×2車型EK車載用ショートキャブ車
いすゞ ギガトラクタ4×2車型EK車載用ショートキャブ車

 2023年に全面改良したギガトラクタ(上尾工場生産モデル)では、後輪エアサス4×2車型EKの車両運搬セミトレーラ牽引モデルとして、これまでフルキャブ第5輪荷重8.0トン車を設定してきたが、今回ショートキャブ第5輪荷重8.9トン車を追加する。

 ショートキャブ第5輪荷重8.9トン車は、キャブ前後長を295mm短縮することで、前回り半径を3140mmと大きく確保(フルキャブ比プラス230mm)。SUVやミニバン、バッテリーEVなど重量の大きい乗用車の運搬に対応した新タイプの車両運搬1軸セミトレーラ牽引用モデルとして設定する。

 この新タイプの車両運搬1軸セミトレーラでは、軽量化とともにトラクタとの連結位置を見直してトラクタ側の荷重負担を増やし、積載量アップを図っている。そのためショートキャブ採用に加えて、カプラオフセットを120mm、後軸許容荷重を10.7トンとし、第5輪荷重(連結部分にかかる許容荷重)は従来比0.9トンの増大となる8.9トンを確保したのが最大の特徴だ。

 パワートレーンは、7.7リッター直6ターボエンジン「GH8TA」(最高出力357PS/1900rpm・最大トルク146kgm/1200rpm)と、トップ直結12段AMT「エスコット-VII(7)」を組み合わせた。GH8エンジンは1200~1600rpmでフラットなトルクバンドを備えており、それをエスコット-VIIでスムーズに引き出すことで、優れたドライバビリティを得ている。

ギガトラクタのショートキャブとフルキャブ。同じシャシー全長とホイールベースでも、キャブ前後長は295mmの差があり、前回り半径の確保でショートキャブ化は必須だ
ギガトラクタのショートキャブとフルキャブ。同じシャシー全長とホイールベースでも、キャブ前後長は295mmの差があり、前回り半径の確保でショートキャブ化は必須だ

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