三菱ふそうトラック・バスは8月26日、中型トラック「ファイター」のニューモデルを9月初旬から発売すると発表した。ファイターの全面改良は34年ぶりで、アーチオングループとして経営統合する前に日野自動車が開発した中型プラットフォームを活用、クラス最新スペックと多様なニーズに応えうる車型ラインナップを提供する。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/三菱ふそうトラック・バス、フルロード編集部(画像加工)
ふそうブラックベルトを掲げた統合プラットフォーム第1弾
アーチオン統合プラットフォーム戦略の第1弾となる新型ファイターは、経営統合の初期段階における市場ニーズへの迅速な対応として、既存プラットフォームを活用する取り組みに位置づけられるもので、大排気量モデルがメインだった先代から、軽量・小排気量で高い積載力を備えた新型へ刷新する。
新型は、発表の同日にリリースされた2026年型日野レンジャーをベースに、現行ふそう車のデザインアイデンティティ『ふそうブラックベルト』をエクステリアに導入、内装もシートやトリムの一部カラーコーディネートなどをファイター専用としている。
先代ファイターには設定のなかったハイルーフをオプション設定しているのも新型の特徴で、大きな室内空間と豊富な収納スペースにより、車中泊時などでの快適性がより高められている。
エンジンは最高出力240PS/2300rpm・最大トルク81kgm/1400rpmの5.1リッター直列4気筒インタークーラー付ターボ「A05C」を搭載。このスペックは、先代の240PS(7.5リッター直6)に対してピークトルク値で5kgmアップとなるもので、同270PS仕様に匹敵する。
トランスミッションはオーバードライブ付6段MTが標準で、アリソン製6段トルコンATを一部モデルに設定、イージードライブニーズにも対応した。

