日産アトラスF24型がEVに「転生」!? ヤマトモビリティがコンバージョンEVの量産・販売を開始!

日産アトラスF24型がEVに「転生」!? ヤマトモビリティがコンバージョンEVの量産・販売を開始!

 2021年に生産を終了した日産アトラスF24型は今も街中で良く見かけるトラックだが、この度、EVにコンバージョンしたF24型の量産開始が発表された。

 手掛けるのはEVコンバージョンのヤマト・モビリティで、製造パートナーはかつてアトラスF24型の製造を担っていたオートワークス京都だ。普通免許対応モデルも用意するそうで、EVコンバージョントラックがラストマイル輸送の新たな選択肢となるかもしれない。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/ヤマト モビリティ&Mfg.株式会社

「日産アトラス」のEVコンバージョントラックが量産開始

日産アトラスF24型がEVに「転生」!? ヤマトモビリティがコンバージョンEVの量産・販売を開始!
日産アトラスF24型をベースとするEVコンバージョントラックが量産・販売を開始した

 ヤマト モビリティ&Mfg.株式会社(以下「ヤマト・モビリティ」)は2026年11月2日、「日産アトラス(F24型)ベース EVコンバージョン」の量産および受注販売を開始したと発表した。

 同社はトラックを電気自動車(EV)に改造するEVコンバージョンを手掛けており、2025年には三菱ふそう「キャンター」をベースとするコンバージョンEVトラックを発売していた。それに続く第二弾として、日産「アトラス F24」をベースとするモデルを開発した。

 今回のモデルでは、ガソリン車・ディーゼル車双方のEVコンバージョンに対応するとともに、配送現場で課題となっているドライバー不足への対応として、ニーズの高い普通免許対応モデル(GVW3.5t未満)のEV化にも応えた。

 物流業界ではドライバー不足や脱炭素対応への要請が高まる中、普通免許で運転可能な小型EVトラックへのニーズが拡大しており、同社は小型トラックとして広く普及している日産アトラス(F24型)のEV化を推進してきたという。

 日産アトラスF24はルノー・日産アライアンス時代の商用車を象徴するトラックで、グループの世界戦略車として大量に生産された(アトラスの海外名は「キャブスター」)。キャンターの2トン車系となる「キャンターガッツ」として三菱ふそうにもOEM供給されている。

 その後、アトラスはいすゞ「エルフ」のOEM供給車となり現行型(アトラスF26型)もこれを継承している。従って日産はF24型の生産終了(2021年)をもって国内でのトラック製造から撤退しているわけだが、今も街中で良く見かけるトラックである。

 ヤマト・モビリティは「ラストワンマイル配送」を想定した市街地走行のほか、長距離・高速・夜間走行を含む「1000km走行確認試験」を完遂し、日本の道路環境や気候に適合した高い信頼性と実用性、ならびにラストワンマイル配送に必要な実用性能および運行安定性を確認した。

 これによりアトラスF24が、バッテリーEVトラックとして復活した。

オートワークス京都で製造

日産アトラスF24型がEVに「転生」!? ヤマトモビリティがコンバージョンEVの量産・販売を開始!
ヤマト・モビリティが設計し、量産はかつてF24型を製造していたオートワークス京都に引き継がれる

 アトラスF24型のEVコンバージョントラックを量産するに当たって、車両の製造パートナーである株式会社オートワークス京都との連携により、生産品質と安全性を確保した体制を構築したという。

 オートワークス京都(旧・日産車体京都工場)はアトラスF24の委託製造先でもあったので、高い安全性が担保される。

 既存の車体を廃棄することなく電動化して再利用する「EVコンバージョン」は、車両の製造・廃棄に伴うCO2排出や資源消費を最小限に抑え、資源を有効活用する「循環型ビジネス(サーキュラーエコノミー)」を体現するアプローチだ。

 既存の車両資産を生かしながらスピーディかつ合理的なEVシフトを可能にすることで、環境対応とコスト課題の解決を同時に実現する。

 ヤマト・モビリティは「普通免許で運転可能な車両のEV化を含め、ラストワンマイル領域の事業者様の課題解決とEVシフトを強力に支援するとともに、今後も持続可能な社会の実現を目指し、循環型ビジネスとしてのEVコンバージョンソリューションの提供に取り組んでまいります」としている。

 ちなみに、既に複数の事業者より導入に関する具体的な相談・引き合いがあるそうで、順次受注活動を進めて行く。また、運転に必要な免許区分はベース車両のGVWに準じるもので、準中型免許仕様が、コンバージョンによって普通免許対応に変更されるものではない。

日産アトラスF24型 EVコンバージョン対象モデルの概要

  • ベース車両:日産アトラス(F24型)
    (対象型式)
  • ガソリン車:CBF-SQ2F24(普通免許対応仕様 / 準中型免許対応仕様)
  • ディーゼル車:TKG-SZ2F24(準中型免許対応仕様)
【画像ギャラリー】アトラスF24型コンバージョンEVの走行確認試験の様子(9枚)画像ギャラリー

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ スープラ兄弟車計画!?「ベストカー 11月26日号発売!」

マツダ スープラ兄弟車計画!?「ベストカー 11月26日号発売!」

ベストカー 11.26号 定価 650円 (税込み)  街を歩けば金木犀の甘い香りが漂い、…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!