今日も笑顔を運んでいる！全日本トラック協会主催「トラックの日」ポスターコンテストのグランプリが決定！

2023年9月10日 / フルロード

　3月3日の「耳の日」とか11月22日の「いい夫婦の日」など、世の中には語呂合わせによる「〇〇の日」が数多く存在します。

　全日本トラック協会（全ト協）が2004年に制定した10月9日「トラックの日」もその一つ。全ト協では毎年この日を中心に各都道府県トラック協会とともに、多彩な広報活動、イベント等を実施しトラック輸送の役割、重要性をPRしています。

　その象徴となるのが「トラックの日」ポスターですが、今年も多数の応募作品の中からグランプリが決定しました。

文／トラックマガジン「フルロード編集部」、ポスター／全日本トラック協会・各都道府県トラック協会

「トラックは生活（くらし）と経済のライフライン」をビジュアルに表現

　「トラックの日」ポスターは、全ト協のホームページおよび広報とらっく、クリエイター応募サイトで募集が呼びかけられた。

　今年4月1日～5月31日まで募集期間には、前年より100点以上多い352点の応募作品が集まり、この中から8月24日開催の「第77回広報委員会」においてグランプリが決定した。

　グランプリを獲得したのは、 KAITODESIGN 海藤航輝氏（宮城県）で、ポスターは今年度の「トラックの日」全国統一標語「トラックは生活（くらし）と経済のライフライン」をビジュアルに表現したもの。

　キャッチコピーの「CARRY A SMAILE!! 今日も笑顔を運んでいる。」に続き、「国内輸送の約9割を担うトラック輸送。人々のあたりまえの暮らしの側で、トラックは走り続けています。安心と幸せな未来のために、私たちはその先にいる人々の笑顔を運んでいます。」と結んでいる。

　今回グランプリを獲得したポスターは、全日本トラック協会および都道府県トラック協会において実施する、今年度の「トラックの日」の広報活動におけるポスターデザインとして積極的に活用される。

トラックの日に合わせ各地でイベント開催も

　前述のように10月9日の「トラックの日」に合わせて、各都道府県トラック協会ではさまざまなイベントや活動を予定している。昨年はコロナ禍のせいで中止せざるを得ないイベントも多かったが、今年はほぼ順調に準備が進んでいる模様だ。

　中には、すでに8月26日に「トラックファミリーフェスタ2023」を北海道ボールパークFビレッジで開催した札幌地区トラック協会のような例もあるが、大半はこれから。子供連れで楽しめるイベントなどが中心なので、家族で出掛けてみてはいかがか。

　すでにイベントの内容を発表している企画をいくつかご紹介すると、まず東京都トラック協会では9月17日（日）9:00～16:00、代々木公園（野外ステージ・イベント広場）で、「親子で体験、安全と環境」を合言葉に「トラックフェスタTOKYO2023」を開催。トラックダンス動画コンテストやトラック川柳コンテストなどの楽しいイベントも企画されている。

　大阪府トラック協会は11月3日、府営浜寺公園(堺市西区)で「トラックフェスタ2023」を開催。「笑顔とどけるトラック」をテーマに第32回目となる児童絵画がコンクールなどが開かれる。

　岡山県トラック協会は10月21日、岡山市サウスヴィレッジ(岡山市南区)で「はたらくトラックファミリーフェスタ」を開催。内容は各種車両の展示、車両を活用した交通安全、環境学習、併せて小学生絵画コンクール表彰式など。

　神奈川県トラック協会は、各種イベントのほか、9月24日に神奈川県民ホール（大ホール）において4年ぶりとなる「第37回交通安全こどもショー」を開催。「夢を運ぶトラックデザインコンテスト」表彰式、交通安全教室（県警交通安全教育隊）などとともに、鈴木翼「ライブミニコンサート」、「ワンワンとあそぼうショー」などのアトラクションも……。

　兵庫県トラック協会は10月14日、三田市総合文化センター「郷の音ホール」駐車場で「トラックの日」イベントを開催。「トラック人気投票」「トラック乗車体験」「トラックと力くらべ」「スペシャルスタンプラリー」などメニューは盛りだくさんだ。

　広島県トラック協会は10月8日、中国運輸局広島運輸支局において「第30回ひろしまトラックまつり」を開催。協会会員のトラックを50台並べ、こども運送の復活とアーバンスポーツ体験会や運転席乗車体験など、トラックに見て触れて楽しんでもらう内容となっている。

　まだまだ「トラックの日」にちなんだ各都道府県トラック協会のイベントや活動は目白押しなので、協会の各種案内で確認して欲しい。