いすゞの歴史にまた1ページ! 普通免許で運転できる新型ディーゼルトラック「エルフミオ」に乗った!

エルフミオのバリエーション

シングルキャブ・フラットロー(左)とスペースキャブ・フルフラットロー(右)。エルフミオ専用の新色ペールブルーをイメージカラーとしている。フラットローとフルフラットローでは、最低地上高の差が20~25mm、床面地上高の差が30~45mmほどある
シングルキャブ・フラットロー(左)とスペースキャブ・フルフラットロー(右)。エルフミオ専用の新色ペールブルーをイメージカラーとしている。フラットローとフルフラットローでは、最低地上高の差が20~25mm、床面地上高の差が30~45mmほどある

 エルフミオ・ディーゼル車のキャビンには、シングルキャブのほか、後部を300mm延長したスペースキャブと、6人乗りのダブルキャブが用意されています。全車ホイールベース2500mmの「E尺シャシー」のみで、フレーム高さは、前後同径小径タイヤ全低床のフルフラットロー(後輪ダブルタイヤ仕様・同シングルタイヤ仕様の2種)と、前後異径小径タイヤ超低床の「フラットロー」後輪ダブルタイヤの1種の計3種を設定します。将来的には総輪駆動(4WD)車型も追加する方針とのことでした。

 また、荷台架装付きのメーカー完成車として、平ボディ、軽量バン、ダンプを設定しており、キャンピンクカー専用シャシーの設定も予定されています。ただ、エルフミオはトランスミッションPTOに対応していないので、特装車の展開は限られるでしょう。そのためダンプ完成車では、12Vバッテリー電源(エルフミオは24Vではなく12Vなのです)による電動油圧式のホイスト機構が用られています。

 なお、エルフミオは、エルフのボトムレンジだった積載量1.5トンモデル(準中型免許が必要)に与えられてきた型式「NHR」を受け継いでいます。とはいえ、いまのところ1.5トン積みに対するニーズもあるため、受け皿となる1.55トン積みモデルが2トン系の型式「NJR」に用意されています。

※試乗車のグレード仕様について誤記がありましたので訂正しました(7月26日更新)

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