いすゞ自動車は車両総重量3.5トンの現行普通免許で乗れるエルフミオを7月30日に発売を開始。これにあわせ、同日よりオンライン販売チャネル「ELF mioストア」がオープンした。
文/フルロード編集部、写真/いすゞ自動車・フルロード編集部
オンライン販売チャネル「ELF mioストア」の概要
いすゞが満を持して投入したエルフミオは、車両総重量3.5トンの現行普通免許で運転できる1トン積み小型トラックとして、同クラスで唯一無二となるディーゼルエンジンを搭載したクルマ。
ディーゼルエンジンがもたらす経済性や低速トルク性能を受け継ぎながらも、4ナンバー枠に収まるコンパクトな車体サイズ(仕様によっては1ナンバーとなる)とトルクコンバーター式ATの採用によるイージードライブを実現したのがその特徴だ。
また、シャシーメーカーで架装部を含めて注文できる「完成車」として、1トン積みクラスで需要の高い平ボディに加え、ドライバン、電動PTO式ダンプ、キャンピングカーといった車型も設定(展開予定を含む)し、商用から自家用までさまざまな用途での活躍が見込まれている。
エルフミオでは、従来どおりの販売会社での対面販売に加え、国内トラックメーカーとして初となるオンライン販売チャネル「ELF mioストア」もオープン。PCやスマートフォン・タブレット端末があれば、見積もり作成からオンライン商談の申し込み、契約まで販売店に足を運ぶことなく完結できるようになった。
「ELF mioストア」では、7年/9年から選べる完成車のメンテナンスリース販売(月額で車両代、車検整備、税金等の費用をふくめて支払うオンラインストア専用のリース契約)を主としたもので、エルフミオが設定するキャブ(シングルキャブ、スペースキャブ、ダブルキャブ)、シャシー(フラットロー、フルフラットロー)などに加えて、エクステリアオプション、インテリアオプションなどから自分に合う最適な仕様を選べるようになっている。
なお、エクステリアオプション項目ではボディカラー、純正アクセサリーのほか、キャブ後方に社名などを入れられる肩文字、平ボディのロープ穴等の二次架装、インテリアオプションではシート表皮や助手席電動格納ミラー、ドライブレコーダー、リースイン自動車保険などの選択が可能だ。
現在「ELF mioストア」では、需要の見込まれる平ボディ架装のみラインナップしているが、今後、顧客のニーズ・要望を踏まえオンライン販売車型(バン、ダンプ等)のラインナップ拡大も見込んでいる。