クルマ酔いは、自律神経のバランスが崩れることで引き起こされる。クルマに乗ると三半規管が揺さぶられるが、目や身体は動いていないため、情報にずれが生じる。このずれを脳が「不快」と判断すると、自律神経が興奮してクルマ酔いが起きる(PHOTO:イラストAC_nendo)
子どもが酔いやすいのは、自律神経が未発達なため。逆に乳児はまだずれを感知しにくいため、酔いにくい(PHOTO:Adobe Stock_Daniel Jędzura)
情報のずれを生じないようにするには、やはり運転操作が重要。ポイントは「じわーっと操作する」こと(PHOTO:Adobe Stock_G-Banko)
「じわーっと操作」をするためには、ドライバーは、自車のすぐ前だけを見るのではなく、前走車がいる場合は2~3台先を見て操作を予測する必要がある。急ブレーキや追突のリスクも減らすことができるので、ぜひ意識しておきたい(PHOTO:写真AC_ゆみりん88)
ドライバーと離れた席ほどずれが生じやすいため、ドライバー席から近い席(乗用車なら前席)に座り、加速度に影響されない遠くの景色を眺めるといいそう(PHOTO:Adobe Stock_maroke)
下を向いていると、三半規管に旋回や加速が伝わりやすくなってしまうため、ゲームやスマホは避けて。「酔いそう」と感じたら、早めにシートを倒して横になろう。横になって頭が固定されると、情報がずれにくくなるため酔いにくくなる(PHOTO:写真AC_beauty-box)
自律神経が不安定にならないようにするには、前日によく睡眠をとって体調を整えること、厚着や体を締め付ける服装は避けること、食事は満腹にならない程度に適度に摂っておくことが大切(PHOTO:写真AC_FineGraphics)
クルマ酔いをしやすかった人でも、クルマ酔いをしなかったという成功体験を積み重ねると、次第に酔わなくなるそう(PHOTO:Adobe Stock_godfather)
不安を取り除くためには、酔い止めの薬を上手に使うのも手。体調を整えて、酔い止め薬を上手に使いつつ、運転操作に気を付けながら、楽しいドライブでクルマ酔いを克服しよう!! (PHOTO:イラストAC_鈴森)