レガシィの持つ上質感にカジュアルテイストをプラスするため、モケットとファブリックの専用コンビシートを採用。さらに、ディンプル仕様のエクセーヌと本革のコンビシートもオプションで設定。インテリアでも特別感を表現している(BGグランドワゴン)
1997年8月には、グランドワゴンからランカスターへ改称。ただし、ツーリングワゴンとSUVのクロスオーバーという基本コンセプトに変わりはなく、変更点はごくわずか。9カ月ほどしか販売されなかったレア車である(BGランカスター)
ベースがBHに変更されたランカスターでは、フォグ内蔵の大型カラードバンパーやグリルのほか、サイドクラッディング&サイドスカートも装着。ダイレクトタイプのルーフレールを採用したことで、全高を1550mmに抑えることができた(BHランカスター)
モデルチェンジ約2年後には、3リッター水平対向6気筒のEZ30を搭載。大排気量の優位性に加え、可変吸気システムを採用することで豊かでフラットなトルクを実現。上質なサウンドを狙ったサウンドチューニングも実施された(BHランカスター)
スポーティさとダイナミックさを全体で表現したというスタイリングに、専用の前後バンパーやグリル、ボンネットを装備。オーバーフェンダーにより全幅は40mm拡幅された。ルーフレールもアウトバック専用デザインだ(BPアウトバック)
さまざまな路面状況に対応するべく、最低地上高を200mmに設定した専用シャシーを採用し、215/55R17サイズのオールシーズンタイヤ&専用ホイールを装着。リアには車高を一定に保つセルフレベリングサスペンションも装備する(BPアウトバック)
4代目BPは、ドライビングのための適度なタイト感のあるコクピットデザインを採用。アウトバックも基本造形に変更はないが、アッパー部にオフブラック、ロワ部にアイボリーを配した「アイボリーレザーセレクション」を設定(BPアウトバック)
走り、扱いやすさ、居住性など、すべての性能を向上させるための最適なボディサイズを追求。先代よりもホイールベースを延長し、全幅も拡大した。その一方、エンジンやデフギアの搭載位置を下げて低重心化を図り、運動性能を高めている(BPアウトバック)
単に広さを追求するのではなく、居住空間としての質の高さや、機能性に裏づけられたデザインを採用。リニアトロニックCVTのシフトノブは、メタル調素材を用いて先進的でメカニカルな雰囲気を演出している(BRアウトバック)
従来の3リッターエンジンから外寸を大きく変えることなく排気量を拡大した3.6リッターエンジンは、国内ではアウトバック専用のパワーユニット。フラット6ならではの滑らかな回転フィーリングや、ナチュラルで豊かな出力特性が魅力(BRアウトバック)
アウトバック専用となったワゴンボディは、プロテクションパーツやルーフレールを装着し、存在感や風格を感じさせながらタフで機能的な印象に。ヘキサゴングリルとホークアイヘッドランプによるファミリーフェイスも健在だ(BSアウトバック)
「アクティブ×タフ」をテーマにデザインされたエクステリアは、グリル開口部を大きくすることでダイナミックさを演出。写真のリミテッドEXはシルバー加飾で上質感を表現しX-BREAKはブラック塗装で無骨さを強調している(BTアウトバック)
伸びやかな連続造形で開放感を表現したアッパーエリアと、適度な包まれ感を演出したロワエリアの組み合わせにより、上質で居心地の良い空間を実現。さらに、大型ディスプレイとフル液晶メーターで先進性も表現している(BTアウトバック)
ボディサイズを見直し、先代よりも居住空間とラゲッジスペースを拡大。シートマテリアルはグレードによって異なり、写真のナッパレザーはリミテッドEXにオプションで設定される。シートヒーターは全車標準装備だ(BTアウトバック)
新たに搭載された1.8リッター4気筒直噴ターボのCB18。レヴォーグやフォレスターにも搭載されるユニットだがアウトバック用に専用チューニングが施され、豊かなトルクがもたらす走りの楽しさを味わわせてくれる(BTアウトバック)
これまでのSUVのような無骨さよりも、豊かで洗練された独自の世界観を目指したというレイバック。サイドクラッディングを装備して最低地上高を高めながらも、都市型クロスオーバーSUV的なフォーマル性を持ちあわせている(レイバック)
インパネの基本デザインはレヴォーグと同じで、12.3インチフル液晶メーターや11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを標準装備。スポーティで快適な空間を実現するとともに、スイッチ類などの利便性も高めている(レイバック)
暖色系を基本に、ブルーをミックスして独自の世界観を表現したインテリア。前席はホールド性と乗降性を両立した専用デザインで、オプションで本革シートも用意。後席は4:2:4分割可倒式で、多彩なシートアレンジが可能だ(レイバック)