そのルックスは個性的であり、まさに和製スーパーカーといっても差し支えのない光岡自動車のオロチ。ものすごいスピードで走ってくれそうな印象がある
少量生産のオロチにはさまざまなバリエーションがあった。写真は通常ドアを持ったオロチ・カブト
こちらはシザーズドア仕様のオロチ。これもまたスーパーカー然としている
2本のマフラーが威圧感を与えるオロチのテールエンド。曲面を多用したデザインも特徴のひとつ
オロチの室内。バケットシートが柔らかめの設定であることや、マニュアルシフトの設定がなく、ATのみなのもファッションスーパーカーならでは
フィアット X1/9。ボディデザインはイタリアのカロッツェリア(工房)・ベルトーネが担当し、空気抵抗を低減するクサビ型フォルムを採用。ルックスは文句なしのスポーツカーだ
フィアット X1/9の透視イラスト。FFモデルのエンジンをミドシップに横置き搭載するというアイデアにより、低コストでライトウェイトミドシップスポーツを作り出した
レーシングカーコンストラクターのダラーラが製作したレース仕様のフィアット X1/9。グループ5規定に合わせてワイド化され、大型のリアウイングも装着されている
1982年からはX1/9の販売権がフィアットからベルトーネに移され、1989年まで製造が続けられた
X1/9のベースになったFFモデルのフィアット 128
初代&2代目CR-Xをオマージュしたともいわれるホンダ CR-Zのエクステリアデザイン。CR-Xほどのシャープさが感じられなかったのも市場で苦戦した要因か?
CR-Zのテール。やや”もっさり”したイメージがあるのはあまりスポーツカーらしくない
ホンダ CR-Zに搭載されていたパワーユニット。1.5リッター直4内燃エンジンに電動モーターが組み合わされる
ホンダ CR-Zはハイブリッド車でありながら6速MTの設定もあった。このあたりはスポーツカーらしいといえる
トヨタ AE85型スプリンタートレノ。見た目だけならAE86型トレノとまったく変わらない
AE85型はエンジン以外のコンポーネンツをAE86と共有していることから、近年になってエンジンを交換して86に近い仕様にするケースもある
AE85型には86同様にカローラレビンも存在していた
フォルクスワーゲン カルマンギア。無骨なビートルがベースとは思えない洗練されたボディフォルムが人気を呼び、好調なセールスを記録している
1957年にはカルマンギアのカブリオレ(オープントップ)モデルも登場
フォルクスワーゲン カルマンギアのエンジン。初代モデルではフォルクスワーゲン ビートルの1.2リッター水平対向4気筒エンジンが搭載されていた
フォルクスワーゲン カルマンギアの室内。外観同様に室内もまた洗練されたデザインだった