昔ながらのゴツい平ボディを美川ボデーが独自のノウハウで軽量化。平ボディの究極進化だ!
シンコー運輸倉庫の依頼を受け、美川ボデーが製作した「軽量型北陸仕様平ボディ」。昔ながらのゴツい北陸仕様の平ボディに美川ボデー独自のノウハウを注入し大幅な軽量化を実現。細かい部分も使いやすくアレンジした
荷台を下から覗いたところ。シャシーフレームとボディをつなぐサブフレームは縦・横根太の双方をアルミ化して軽量化。ただし重量物を固縛するための極太フックを設置する部分だけは頑丈なスチール製の角パイプを用いている
荷台は3方開でアオリの高さはサイドが700mm、リアが600mm。荷台の内寸は長さ9400mm×幅2390mmとなっている
鳥居は流行の収納スペース付ではなく、オーソドックスな仕様。荷台側のパネルに竹床材を流用し荷台・積み荷双方のダメージ軽減を図るなど工夫している
サイドアオリは一枚物で重いため、開閉補助装置を付けてドライバーが一人でも開閉できるよう工夫。リアアオリは長尺物を運ぶ際にチェーンで水平に保持できる仕組みとなっている
ゴツい高床平ボディは背の高い積み荷より重量物に最適。下回りの架装スペースには余裕があるため収納ボックスなどの架装がしやすいのも魅力だ