カローラクロス(タイ仕様)
TNGA(GA-C)プラットフォームで、パワートレインは、1.8L直4エンジン+モーターのハイブリッド(リダクション機構付きTHS II)と、1.8L直4ダイナミックフォースエンジン(140ps/18.1kgm)の2本立てで、トランスミッションは、ハイブリッドが電気式無段階変速機、ガソリンがCVTとなる
ボディサイズは、4460×1825×1620(全長×全幅×全高)mm、ホイールベースは2640mm。C-HRが4360×1795×1550mm、RAV4が4600×1855×1685mmであるので、カローラクロスは、ちょうどC-HRとRAV4の間を埋めるサイズということになる
価格は、タイ価格で、ハイブリッドが1,019,000~1,199,000バーツ(約358~421万円)、ガソリンが989,000バーツ(約347万円)となる。国内仕様でのカローラクロスは、ガソリン仕様が270万円~、ハイブリッド仕様は290万円~、といったところになるだろう
他のカローラシリーズと近しい造形だが、内装色のレッドにより、ラグジュアリーな雰囲気を持たせている。なお、9インチディスプレイオーディオは標準装備
リアサスを、他のカローラシリーズと違ってトーションビーム式にしたことで、走破性は落ちるが、積載性は高まった
「ほとんど同じ値段で、車格が上になるRAV4が買える」けど「カローラクロスを選ぶ」という動機付けが欲しいところ
キックスとカローラクロスは「タイ生産」同士、いい勝負となるかもしれない
新型ヴェゼルとも価格帯が近いと思われ、新モデル同士、こちらもいい勝負となるだろう
写真は2020年8月に一部改良されたC-HRの特別仕様車「Mode-Nero Safety Plus」。特別仕様車の価格は、税込271万5000円(ガソリン車)、304万5000円(ハイブリッド車)
欧州の香りが漂う、ヤリスクロス。これがウケるなら、カローラクロスも大ヒット、となるか!?