2020年11月の発売と同時に注文が殺到し、驚異の2年待ち状態が続いていた、ミツオカ「バディ」。先日突如ミツオカから納期を2年→1年半へ短縮します!!と公式に発表があった。何故突然納期が短縮できたのか?その謎に迫る!!
発売直後からで納車2年待ちの「バディ」に朗報!!ミツオカが「バディ」の増産を発表したのだ。ミツオカから生産委託を受ける2つの会社が加わることで1.5倍の生産キャパを確保した!!これで納期は半年短縮された
増産が決定しても1年半待ち・・今すぐ入手するには中古車を狙え!!と探したものの、超プレミア価格が付いた上、光の速さで売れてしまう。相棒(バディ)を得るには気長に待つしか無いようだ
ミツオカ「バディ」2Lガソリン仕様。エンジンルームを見ればベースのRAV4からどの様にボディパネルを変更しているのがよく分かる。ただこの変更作業が手作業のため、膨大な時間がかかるのだ
バディ増産を担う2社の1つ、(株)トノックスは神奈川県平塚市と横浜市に工場を構える車両メーカーだ。日産自動車との縁が深いが、日産車に限らず消防車や救急車といった特装車の架装を得意としている会社だ
実は初代シルビアは(株)トノックスで生産された。他にも初代フェアレディ(SP310他)やサファリ(Ý61)の生産も担当。近年はシルビアをはじめとした旧車のレストア事業も手掛けている
三菱ふそうバス製造(株)は富山市にある三菱ふそうのバス製造メーカーだ。写真は本社内の「ウェルカムセンター」で、バスのショールームの他、顧客への納車前点検を実施する「検収レーン」を備え顧客満足の充実を図っている
同社が製造する大型バス「エアロクイーン」写真のような貸切観光バスの他、高速路線バスとしても活躍中だ。同社がミツオカと同じ富山市に拠点を構える「縁」でバディ増産の一翼を担うこととなった!
2020年11月からの受注台数は800台強!!発売から既に1年以上経過しtげも納車2年待ちは変わらず。それでも受注は日々増加する傾向に変わりはなく、特装車としては異例の人気っぷりなのだ
2社の協力を得て、2年→1年半へ納期が短縮されたとはいえ、大半の方のオーナーへの道はまだ先だ。しかし納車とともに始まる「バディ」との生活を毎日夢見ていれば、待つことも楽しみになる
「バディ」のリアスタイル。80年代初期のアメリカンSUVの雰囲気をバリバリに醸し出している
「バディ」の内装。オリジナルのシート表皮がクールだ