超人気のZ900RSに続いて今春デビューする弟分のZ650RS。「Z」50周年記念の火の玉カラーも追加され、人気は天井知らずになりそうだ!
Z650RSは、68ps&6.4kg-mを発生する並列2気筒を搭載。1か月点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換が無償で付帯するカワサキケアモデルで、ETC2.0車載器も標準装備。101万2000円~
1973年に登場した元祖Z650は、652cc空冷直4を搭載。心臓部は後にゼファー750にも継承された。丸1眼ライトをはじめ、サイドカバーやダックテールの形状をZ650RSも踏襲する
キャンディカラーのフレークが眩しいフューエルタンク上部に、Z50周年を祝う記念ロゴが配される
サイドカバーには専用エンブレムをセット。通常版は「Z650RS」のロゴだが、初代Z1譲りのデザインを採用する
上質感を高めるシボ入りの専用シート表皮を採用。さらに1970年代の雰囲気が漂うパイプのグラブバーも標準で備える
左がZ650RS、右がZ900RS(ともに50thアニバーサリー)。真後ろから2台を並べてみると、650は特にタンク部分がスリムなのがよく分かる
Z650RSの足着き性は、身長170cm体重65kgでわずかにかかとが浮く。ニーグリップすると、Z900RSより明らかにスリムさを感じられる
Z900RSは、Z650RSと同じ800mmのシート高ながら、よりかかとが浮いている。足着き性はわずかにZ650RSの方が良好だ
Z650RSのライディングポジション。ハンドルが高めなので体もラクで視界も広い。また、取り回しや引き起こしでは650の方が明らかに軽かった
Z900RSのライポジ。上体が起きた姿勢に違いはないが、ハンドル幅は900の方が広い印象だ
Z650RSが購入できるのは、401cc以上のカワサキモーターサイクルを販売する「カワサキプラザ」のみ。※写真はイメージ
Z900RS 50thアニバーサリーは2月1日発売。価格は149万6000円で、STDから+11万円となる。専用エンブレム、グラブバーを備え、シボ入りシートや金色ホイールも特徴だ
元ネタは名車中の名車である1973年型の初代Z1。50周年モデルは、茶色の部分がよりキャンディになり、Z1に近い色味に。オレンジの部分はより赤みが強い
Z900 50thアニバーサリーは2月1日発売。価格は121万円でSTDの110万円より11万円高い