トヨタ ヴァンガードのテールビュー。ベースとなったRAV4の面影を残しながら、このクルマだけの個性を感じさせる。実用性も申しぶんのないものだった
トヨタ ヴァンガードの前モデルにあたる初代クルーガー。日本での販売は2007年に終了しているが、海外では引き続きクルーガーの名称が使われていた
2013年登場の3代目トヨタ ハリアー。それまで日本国内ではヴァンガードが担っていた位置はこのハリアーが引き継ぐことになった。クルーガー同様に日本国内のみで販売
S-MXのシートを倒すとご覧のとおりのフルフラットに。カップル向けのイメージ戦略が仇になって、ファミリー層やアウトドア派のユーザーからは敬遠された可能性も高い
ホンダ S-MXの前列シートもベンチタイプを採用し、シフトレバーはハンドル側に装着される。この構造によって前後のシートを倒せばフルフラットにできた
観音開き式ドアもRX-8の特徴のひとつ。後部座席に乗り込むにはコツが必要だった?
RENESIS REと呼ばれたマツダ RX-8のロータリーエンジン。自然吸気タイプのみが設定され、後期型6ポートエンジンの最高出力は235psとパワフルだった
ステーションワゴンの典型的なスタイルで登場した三菱 レグナム(1996年)。超希薄燃焼を可能にしたガソリン直噴GDIエンジン搭載もウリのひとつになった
荷物積載量の多いワゴンは実用性が高く、三菱 レグナムもその点では優秀だったが、さらに室内スペースの大きいミニバンブームに時代は流れていった
三菱 レグナムに搭載された直噴方式2.4リッターエンジン。量産車での直噴エンジン採用はこのレグナムと兄弟車のギャランが世界初だが、並行して従来型エンジン搭載車もラインナップしていた
荷室を切り詰めてまで実現したMR-Sの短いリアオーバーハングは良好な操縦性の実現に貢献したが、それがスタイル面での不評を招いた(写真は海外仕様のためエンブレムがMR2になっている)
NXクーペの開発は写真のB13型サニーと並行で、多くのコンポーネンツが共通しているが、そのルックスは兄弟車と思えないほど異なっている。それだけNXクーペが特異な存在だということ