国内で新型ダックス125の画像が公開されると同時に欧州でST125ダックスの全容が発表された。車両のディテールや詳細なスペックも明らかになった
こちらは3月14日に日本で公開されたダックス125。カラーリングは、欧州版ではパールネビュラレッドと発表された。ちなみにイヤーモデルは2023年なので、発売は下期(7月以降)になりそう
ST125ダックス[HONDA]日本名「ダックス125」の欧州仕様。現在日欧でのスペックは共通なので、これがほぼ日本で発売される仕様とみて間違いない
左サイドには、オリジナルダックスにはなかったカバーが設置されている。カラーリングはパールカデットグレーでパールネビュラレッドと2色ラインナップする
欧州のポップ(左)と1969年の国内のカタログ。文字デザインやヘルメットを被ったダックスフントのロゴが継承されている
欧州ではST125ダックスというネーミングで発表された。ただし英国ではダックス125と表記しており地域差があるようだ
正式にT字型鋼板プレス製と発表されたフレーム。ここが延びていることからダックスと命名された、ダックスで最も重要な部分。オリジナルでは燃料タンクが内蔵されていた
サイドカバー後方には、シートの開閉に使うキーシリンダーを設置。これの中身は不明だが、モンキー125の例では車載工具スペースになっていた部分だ
メーターは黒バックの丸型液晶モニターを採用。燃料計や速度計など最低限の情報を表示する。モンキー125と共通パーツと思われる
ヘッドライトはLEDでモンキー125と同一。外周にライン発光のLEDポジション灯を配置している。ハンドルはアップタイプで快適なポジションとなる
テールランプやウインカーは丸型。これもモンキー125と同じ装備で、ヘッドライト含めて全てLED化されている
テールランプやウインカーは丸型。これもモンキー125と同じ装備で、ヘッドライト含めて全てLED化されている
フロントは径220mmディスクブレーキ+2ポットキャリパー。12インチタイヤはIRCのNR77を装着している。IMUは姿勢の動きが大きい小型車でABSを制御させるのに必要となる
リアは径190mmのディスクブレーキを採用。スイングアームは角を落としたモンキーと異なり、角パイプ材を採用する。ホイールベースもモンキー125より55mm長い
ホンダの配布写真に含まれていたポジション写真。大人の男性が跨っても窮屈さはない
シート高776mmのモンキー125の足着き性の例。ダックス125のシート高は775mmなので、数値上は1mmしか変わらない。ライダーは身長170cm、体重65kg
1969年のダックスのカタログ。ダックスはモンキーほど小さくないのでフロントまわりを外して車載する方式を採用。横に置いても漏れない燃料タンクをフレームに内蔵している
1967年のモンキーZ50M。シートやハンドルを折りたためるようにして車載に対応。本来の狙いとは別に、このミニマムさが"盆栽バイク"としてのマニアックな人気に結びついた
モンキー125[HONDA] 2018年に"デカ猿"と話題になったモンキー125。台形シルエットにこだわり、大きくなってもモンキーらしいスタイルは健在。その代わり二人乗りはできない。44万円