GT40(フォード・GT mk II/サフィール) 1966年、ル・マン24時間耐久レースで宿敵フェラーリを打ち破ったフォードGTの1966年ワークス仕様、通称『mk II』と呼ばれるあの名車にもレプリカが存在する。GT40のレプリカは数多いが、サフィール製はそのなかでもフォードのお墨付きレプリカだ
デロリアン(デロリアンDMC-12/DMC) デロリアンといえばあの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」劇中でドクが作り出したタイムマシンのベース車だ。メーカーのデロリアン社自体は1982年に経営破綻しているものの、今もリメイクを製造しており、パーツ供給も継続中なので今後も安心して乗れそうだ
250GT SWBリバイバル(フェラーリ250GT SWB/GTOエンジニアリング) 1959年登場のフェラーリ250GT SWBは250GTの後継車で、SWBはショートホイールベースという意味。250SWBレプリカはレストア車に近い存在で、当時の風格をそのままにアルミキャリパー、5速MT、カーナビやUSBポートなども装着できる
カリフォルニア・スパイダーリバイバル(フェラーリ 250 GT カリフォルニア・スパイダー SWB/GTOエンジニアリング) 前出と同じGTOエンジニアリング製で1960年に登場したカリフォルニアスパイダーオープンモデルのレプリカ。メニューとしては250GT SWBリバイバル同様で、3種類の排気量から選べるV8エンジンやインテリアのイメージチェンジもオーナーの希望に合わせてくれる
T73 mk.III(ローラ・T73/ブロードレイ・オートモーティブ) ローラカーズの創業者エリック・ブロードレイの息子が経営するブロードレイ・オートモーティブで製作するほぼ公式レプリカモデルだ。ボディ製作には当時のオリジナル型を使い、エンジンはシボレーかアストンマーティンのV8から選択できる。完成度の高い一台だ
T280(ローラ・T280/ブロードレイ・オートモーティブ) T280といえばセブリング12時間レースや1972年富士GCで高原敬武が駆ったことで有名な一台だが、これもブロードレイ・オートモーティブでレプリカが購入できる。T73 mk III同様にボディはオリジナルの型を使っており、エンジンは名機コスワースDFVを搭載
P4(フェラーリ・330P4/RMウィルソンエンジニアリング) フェラーリF40のパイプフレーム製造を担うなど、高い技術力を持つ英国RMウィルソンエンジニアリングが作った渾身の一台。レプリカの元となった330P4はル・マンでの打倒フォードを目標に開発したモデルだ
550(ポルシェ・550/RHCカーズ) 550は356の空冷フラット4をパワーアップしル・マンやミッレミリアにもエントリーしたレーシングカーだが、RHCカーズ製550ならなんと約1000万円で買えるという。サスペンションやフルハーネスをはじめとした安全装備は現代のパーツに置き換えられ、性能は大幅に向上している
356(ポルシェ・356/RHCカーズ) RHCカーズ製356ではグレードが存在し、クラシック、エレガンス、スポーツに加え、排気量を拡大したスペシャルエディションなど好みの仕様が選べる。なお、元となった356は911より前の時代となる1950年代に登場した、空冷フラット4を搭載するスポーツカーだ
シェルビーGT500(シェルビー・マスタングGT500/レヴォロギー) 好きな人ならもはや説明不要であろう、シェルビーが手掛けたマスタングのハイパフォーマンスモデルだが、レヴォロギー製のレプリカであるGT500は現行フォード製V8エンジン+SCを搭載し、アメリカンマッスル度はもはやオリジナルのGT500以上の性能を誇る