マツダが新型[GRスープラ]共同開発!? トヨタでは不可能な[スープラらしさ]マツダ技術で実現か!!

マツダが新型[GRスープラ]共同開発!? トヨタでは不可能な[スープラらしさ]マツダ技術で実現か!!

 2025年の年明けに編集部が入手した情報は「トヨタとマツダが本格スポーツカーを共同開発する」というものだった。それは次期型GRスープラのことなのか? 両社はそれぞれどの部分を担当するのか? 今わかっている情報をお伝えする!!

※本稿は2025年2月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:マツダ、トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年3月10日号

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FRスポーツの選択肢が広がる!

ベストカー編集部が作成したトヨタ GRスープラの予想CG。細めのヘッドライトを採用するという目撃情報が入ってきている

 別記事にて、トヨタとマツダがスポーツカーを共同開発しているのではないかという情報をお伝えした。そしてそれは、2027年の登場が予想されている次期GRスープラなのではないかということだった。

 ここで、次期GRスープラの情報を整理しておこう。トヨタが鋭意開発中の次世代型4気筒2Lターボを搭載するハイブリッドで、カーボンプロペラシャフトを採用する2シーターFRスポーツ。トランスミッションは8速ATもしくは10速ATで、デビューは2027年が有力。

 ご存知のとおり、現行GRスープラはBMWとの共同開発車だが、次期モデルはトヨタ単独開発と目されていた。しかし、今回入ってきた情報で、トヨタとマツダの共同開発である可能性が出てきたというわけだ。

 トヨタといえどもスポーツカーを単独で開発、販売するのはやはりハードルが高い。志を同じくして一緒にできる相手がいるなら、コストを分散するためにも共同開発したいというのが本音だろう。

 では、トヨタとマツダは何を分担するのか?

 これは意外と明確で、トヨタはマツダの直列6気筒エンジンに魅力を感じているのだという。ラージ商品群用に新たに開発したFRプラットフォームもあるが、トヨタの評価は「重くてスポーツカーには向かない」というもので、それよりも直6エンジンに熱視線を送っているようなのだ。

 「スープラ=直6エンジン」というのはトヨタの不文律のようなものだったが、時代の変化には逆らえず、次期型は次世代4気筒ターボエンジンの搭載が有力視されている。しかし、ここにきてマツダの直6エンジン搭載の可能性が急浮上しているのである。

 それが実現すれば、当然マツダでも作り、販売できることになるだろうが、そこをマツダ経営陣がどう判断するか。

ベストカー編集部が作成したマツダ アイコニックSPの予想CG。2027年の市場投入を目指して開発中の次世代ロータリースポーツだ
ベストカー編集部が作成したマツダ アイコニックSPの予想CG。2027年の市場投入を目指して開発中の次世代ロータリースポーツだ

 マツダは今、2027年の市場投入を目指して次世代ロータリースポーツである「アイコニックSP」の開発を進めている。

 同時期に、この直6FRのスポーツカーを出すのかどうか、そこは大いに議論するべきところだろう。成功も失敗もトヨタと分散はできるが、2027年の市場環境がどうなっているか予想がつかない難しさがある。

 しかし、大いに期待が膨らむのは事実だ。実現すれば、シャシーとエンジンは同じでもトヨタとマツダで独自のデザインを採用するだろうし、現行GRスープラとBMW Z4と同様、コンセプトもセッティングも変えて両社の個性を発揮できるだろう。

 トヨタは2シータークーペ、マツダは4ドアクーペという差別化だって不可能ではなく、ユーザーにとっては選択肢が広がるという大きなメリットを享受できる。

 そう簡単な話ではないことはわかっているが、可能性が低くないのも事実。日本ではディーゼルだけのマツダの直6エンジンだが、米国では340ps/50.9kgmの3.3Lガソリンターボもある。

 ロードスター、ロータリー、そして直6ターボというFRスポーツトリオも夢ではなくなってきたマツダ。この先の展開を注視したい。

●マツダ FRスポーツ 予想スペック
・全長×全幅×全高:4400×1880×1300mm
・ホイールベース:2500mm
・車両重量:1550kg
・パワーユニット:直6、3.3Lガソリンターボ
・エンジン最高出力/最大トルク:360ps/51.0kgm
・駆動方式:FR
・予想登場時期:2027年
・予想価格:600万〜800万円

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