窓の曇りは、外気温と車内の温度差が大きい時に起こる。外の湿度が高い時は、内気循環を活用して除湿を行う。さらにデフロスター(霜除去機能)やデフォッガー(霧除去機能)を活用すると素早く曇りを除去できる
車内の適切な湿度は40~60%。60%を超えるとカビやダニの発生率が上がるので注意したい
扇形のアイコンがデフロスターボタンでフロントウィンドウ用、長方形のアイコンがリアウィンドウ用のデフォッガーだ。マニュアルエアコンの場合は、エアコンの風量を最大にしてからこのデフロスターボタンを押すと効果的だ
雨が降っていなければ、窓の曇りには窓を開けることも有効。また、天気の良い日は定期的に窓を開けるなどして空気の循環をさせることでカビやダニの発生を防ぎたい
家庭用乾燥剤を車の要所要所に置いておくのもお薦め。日の光が入りにくい足元やトランクの中に入れておくことで、カビやダニの発生を抑えることができる
タンク型同様、粉末タイプやビーズタイプも定期的に交換が必要だ。軽く振ってみて、シャカシャカ音がしなくなってきたら、取り替えるタイミング
タンク型の乾燥剤は有効だが、こぼれないよう固定しておくことは忘れずに!
湿度を上げてしまう恐れのある植物や濡れた傘やテント、釣竿などは置きっぱなしにしないように。車内が濡れてしまった場合には、可能な限り拭き取り、エアコンを使用したり、窓を開けるなどして車内を乾燥させよう