ZR-VといえばシビックベースのSUVってのはご存知の通り。とはいえSUVでしょ!? 背も高いしさ…って人も多いハズ。ホントにシビックの血は流れているのか!? そこで我らが谷口信輝さんがガチ検証!! これは一読の価値アリっす!!
テスター:谷口信輝/まとめ:永田恵一/写真:森山良雄・ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】谷口信輝も唸った!! ZR-Vとシビックを写真で隅々比較!!(15枚)画像ギャラリーZR-Vの素性は◎!! SUVらしからぬ走りに太鼓判
今回は2022年に登場したホンダのミドルSUV「ZR-V」に乗りにワインディングロードにやってきました。ZR-Vには登場直前に群馬サイクルスポーツセンターで乗った際に、「SUVと思えないほどよく走るクルマだなあ」と感心した記憶があります。
今日は単純な試乗ではなく、編集部から「ZR-Vにシビックの血は流れているのか!?」というテーマをもらっていますので、そのあたりに重点的に見ていきたいと思います。
触れるまではないのですが、ZR-Vはご存じの通りシビックと同じプラットフォームを使っており、確かにここはクルマ好きならずとも気になる点。じっくり見ていきましょ!!
【画像ギャラリー】谷口信輝も唸った!! ZR-Vとシビックを写真で隅々比較!!(15枚)画像ギャラリーシビックの素性がお見事!! ドラポジの低さもイイね
ZR-Vの前にいろいろな意味で基準となるシビック(1.5Lターボ)に乗ってみましょう。結論から言うとシビックはハンドリング、乗り心地を中心に走りのいいクルマと断言できます。
具体的に見ていくと、まず動力性能は上り坂でも十二分な速さがあり、大満足!! まずハンドリングはハンドル操作に対する応答がシャープではありませんが、ピーキーなところもなく穏やかで、操作したとおりにクルマが動いてくれて、気持ちよく運転できます。
加えてロールも2ドア車に近いドライビングポジションの低さもありセダン(厳密に言えば国内モデルはハッチバックだが)なのを忘れるレベル!! ノーマルのサスペンションと車高とは思えないほど低く、クルマを動かしやすいうえ動きが読みやすいのです。姿勢も作りやすいとストレスのない、運転が楽なクルマとも言い換えられます。
乗り心地もワインディングロードの大きなギャップでも不快な硬さはなく、動きの収まりもよく、快適です。
【画像ギャラリー】谷口信輝も唸った!! ZR-Vとシビックを写真で隅々比較!!(15枚)画像ギャラリー谷口流いいクルマの判断軸って!? キーワードはストレス
ここで僕の考える「ハンドリングがいい」という定義を言っておくと、「サーキット、公道に限らず速い遅いではなく、ハンドル操作をはじめとした運転操作に対し、思い通りにクルマが動いてくれること」と考えています。
そうでないと運転しているうちに知らず知らずのうちにストレスが溜まって、運転してやたらに疲れるという悪循環になってしまいますからね。
つまりハンドリングのいいクルマはストレスがなく疲れの少ない、いわゆるいいクルマなんです。
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