今秋の発売が発表されたアウディEVの第3弾モデル「アウディQ4 e-tron」は、日本でも扱いやすいボディサイズと599万円からという戦略的な価格を武器とする
スタイルは、スタンダードSUVとクーペSUV「アウディQ4 e-tronスポーツバック」の2タイプを設定。電動パワートレーンと駆動用バッテリーの容量など、基本スペックを共有する
ヘッドランプの新アイテムが、複数の点灯方式が選べるデイライト。点灯位置を変えることで、フロントマスクの印象を変化させることができる遊び心だ
欧州仕様車なので、ドライビングポジションは左に。日本仕様は右ハンドルのみとなる
ラゲッジスペースは、兄貴分のQ5に迫る520Lを確保するので、ファミリーユースにも最適なSUVといえる
コックピットデザインで特徴的なのが、フローティングデザインのセンターコンソール。電制シフトレバーとスターターボタン、ハザードスイッチ、ドライブモードセレクト、オーディオ操作スイッチなどが備わる
デジタルなコックピット作りを得意とするアウディらしく、ステアリングスイッチも電子式を採用。イグニッションONで操作ボタンが点灯し、出現する仕組みだ
ロングホイールベースを活かしたQ5並みの広々したキャビン。ただし、ボディサイズはQ3とQ5の中間なので、扱いやすいのも美徳
後席エリアの広さも武器のひとつ。床面もフラットなので、中央席の使い勝手も向上。EVで気になる床面の高さも比較的優秀で座りやすい
EVなのでフロントグリルに開口部はないが、アウディSUVとひと目でわかるオクタゴングリルを採用しており、所有欲にも配慮している