初代ロードスター。この時はユーノスブランドから販売されていた
2代目マツダ ロードスター。このモデルもハンドリング特性は高く評価された
1978年発売のマツダ サバンナRX-7。ロータリーエンジンをフロントミドシップに搭載し、50.7:49.3の重量配分を実現。空気抵抗の低いボディもあいまって高い運動性能を発揮した
初代RX-7に搭載されていた12A型ロータリーエンジン。2ロータータイプで全長が短く、重量物を車体中心に集中させるのに適していた
現在でも高い人気を持つ2代目FC型RX-7。エンジンはターボチャージャー化されたが、前後重量配分は約50:50を保ち、RX-7の持ち味だった運動性能をさらに向上させた
FD型RX-7の透視図。ロータリーエンジンとギアボックス、後輪に伸びるドライブシャフトなどの関係がよくわかる。このFDも優れた重量バランスで抜群のドライバビリティを発揮した
2012年に登場したトヨタ 86の重量配分は53:47。あえてフロントをやや重くすることでドライバーがフロントタイヤのグリップを感じやすくしているという。入念なテストでこの配分が決められた。
ポルシェ 930ターボ。大パワーを発生する水平対向6気筒エンジンをリアオーバーハングに搭載するRRモデルで、ジャジャ馬的なハンドリングが特徴だった
車体の後端に搭載されたポルシェ 930ターボのエンジン
ポルシェ初のモデル356。フォルクスワーゲン ビートル(初代)のエンジンなどを利用して開発されたこともあり、ビートルと同じRRレイアウトが採用された
現行型ポルシェ 911。911シリーズは現在でもRRレイアウトを継承する
公道用スポーツカーとしては世界で初めてミドシップレイアウトを採用したランボルギーニ ミウラ。V12エンジンを横置き搭載して42:58の前後重量配分に仕上げていた
究極のミドシップレイアウトマシンと言えばこのF1。前後重量配分はおおよそ45:55だが、重量配分の変更範囲はレギュレーションによって厳しく規定されている
先代の日産 ノートe-POWER。走りを最優先したクルマではないが、優れた重量バランスと電動モーターのパワーにより、想像以上にスポーティな走りを楽しめるという
ノート e-POWERのハンドリングのよさは、前列シートの下に搭載されたバッテリーに秘密あり!?