車のボディやホイールに一度傷をつけてしまうと、「もういいか」とクルマの扱いが雑になりがち。気になる傷は素早く修理を。浅く白い擦り痕のような状況であれば、まずはコンパウンドでキズの部分を磨いてみて。ボディの塗装が削れて下地の色が出ている程度でも、タッチペンで部分補修するだけで、遠目には傷が判別できないくらいまでごまかせる(PHOTO:写真AC_w*******************p)
傷が深く、鋼板の地肌が見えていたり、パネルが切れたりするような傷の場合ならば、知識と経験がない方が直すことはほぼ不可能。いずれサビに進展する可能性があるので、早めに板金屋のお世話になった方がよい(PHOTO:写真AC_おーちゃん2号)
クルマは、汚れが気になった時が洗い時。特に、海沿いの道や融雪剤が撒かれた地域を走行した場合には、錆が発生する前に、当日中もしくは翌日には洗車を。また、ボディ表面に付いた鳥糞や虫の死骸、葉っぱなども、ボディのシミの原因になるため、早めに除去しよう(PHOTO:写真AC_JohnnyNayuta)
洗車のベストタイミングは、「雨が上がった直後」。洗車する時間がとれなくとも、タオルでボディ表面の水滴を拭き上げるだけでもOK。ボディが乾ききる前に、汚れごとさっと拭き取ろう。また、洗車は水滴の痕が残りやすい炎天下や晴天時は避け、涼しい朝夕の時間帯か、曇りの日を狙うべし(PHOTO:写真AC_photoB)
駐車場などで、クルマを停止させたあとにハンドルを回す「ハンドルの据え切り」。ハンドルの据え切りはトレッド面を削る行為であるばかりか、ステアリングやサスペンションにも悪い影響を及ぼしてしまう、クルマにとってダメージの大きい行為だ。停車や駐車の際には、わずかにクルマを動かしながらハンドルを操作しよう(PHOTO:エムスリープロダクション)
車内は、エアコン内にできてしまうカビやシートに染み込んだ汗、食べこぼしなどにより、乗れば乗るほど汚れが蓄積されていくため、こまめな清掃が不可欠だ。カーペットやシートには掃除機をかけ、フロアマットなど取り外して洗えるものは水洗いを(PHOTO:写真AC_ロスカット魔人)
拭き掃除の際におすすめなのが、アルカリ電解水のクリーナー。シートカバーに付いた皮脂汚れを分解し、汚れを浮かび上がらせることで、簡単にクリーニングが可能。ダッシュボードの上やタッチパネルの液晶画面も拭ける(PHOTO:Adobe Stock_zphoto83)
エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーブレード、バッテリー、ブレーキオイル、エアクリーナー、タイヤなどはいずれも消耗部品のため、定期的な交換が必要だ。交換のタイミングを自分で見極めることが難しければ、自動車ディーラーや整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドなどのショップへ相談するなどして、プロにアドバイスをもらうのがおすすめ(PHOTO:写真AC_acworks)
最近では、自宅まで出張して整備をしてくれる「セイビー」というサービスもある。登録しているプロの整備士が、故障修理や、パーツの取り付け、車検点検などを出張で対応してくれる。基本的に国産車・輸入車共に全車種対応しており、作業種類によって固定価格。気になる方は調べてみてほしい(PHOTO:写真AC_photoB)