新型フォレスターの見どころはカッコよくなった外観ばかりじゃない。実はインテリアにも隠れた気配りが満載なのだ。たとえばフロントシート。背もたれ部分をよく見ると、なんと右側と左側で形が違うじゃないの!! いったいなんで!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:スバル、ベストカーWeb編集部
フロントシートの背もたれが内側と外側で形が違う!
劇的な変化を遂げた新型フォレスターだが、インテリアも機能性や快適さを高めたものへと進化している。
その好例の一つがシート回りだ。新型フォレスターは、フロントシートはもちろんリアシートにもシートヒーターを標準装備した他、プレミアムグレードのフロントシートにはシートベンチレーションをオプション設定した。
それだけじゃない。シートそのものの形状に注目してほしい。
フロントシートのシートバック(背もたれ)を見てみると、シートのステッチ(縫い目)が左右対称ではないことに気付く。運転席と助手席ともに、内側(センターコンソール側)のサイドサポートの張り出しが小さく、肩回りがすっきりしているのだ。
【画像ギャラリー】シートの形状にまでこだわった新型フォレスターの気配りを見よ!(9枚)画像ギャラリー後席の人とのコミュニケーションを邪魔しないため!
その理由を聞いて驚いた。フォレスターは、家族や仲間が乗ってワイワイと移動を楽しむクルマ。そのため、前席の乗員が後方を振り返りやすいように、車体中心側の張り出しを抑えたのだという。
じっさい体験してみるとその効果が分かった。たとえばリアシートに子供が乗っていて、お菓子やウェットティッシュを渡すといった場面でも、腕が延ばしやすいのだ。
もちろん、普段前を見て座る限りは、座り心地や体圧分布に違和感はない。ホールド性もしっかりあって、オフロードや高速コーナリングでは姿勢の保持に一役買ってくれる。
シートのマテリアルだが、ターボモデルのスポーツ/スポーツEXはスエードと合成皮革のコンビ、プレミアムS:HEV/プレミアムS:HEV EXは撥水ファブリックと撥水トリコットのコンビ、XブレークS:HEV/XブレークS:HEV EXは撥水ポリウレタンと合成皮革のコンビとなる。
ナッパレザー&ウルトラスエードの本革内装はプレミアムS:HEV/プレミアムS:HEV EXにオプション設定で、カラーはブラウン/ブラックとブラック/ブラックが選べる。
好みと用途を選んで、お気に入りのインテリアを手に入れよう。
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コメント
コメントの使い方格好良くはなったが・・・外観に特徴の無い普通のSUVになっちゃったね。もっと不細工でいいのに。