道路交通法での分類をものすごくかみ砕いて言うと、軽車両とは「原動機(エンジンやモーター)を持たない乗り物全般」のこと。自転車はもっとも身近な軽車両のひとつだ(beeboys@AdobeStock)
観光地などで見かける人力車も軽車両。引く人(車夫)はエンジンやモーターではないので動力とは見なされない(ggfoto@AdobeStock)
こちらも観光地などで見かける馬車。これも軽車両のひとつだ。人力車の車夫同様、馬も動力とは見なされない。見た目は「1馬力」なのに!?(Lukasz Janyst@AdobeStock)
馬車ではなく「馬」も軽車両となる。ドラマ「スクール・ウォーズ」の名場面「馬上から失礼します。滝沢先生ですね?」は軽車両だったということになる(sergiophoto@AdobeStock)
ここからは軽車両ではないものを。先に述べたとおり自転車は軽車両だが、乗車せずに手で押している場合は歩行者と見なされる。他にも未就学児が乗る自転車も歩行者の扱いとなる(kite_rin@AdobeStock)
電動キックボードは現状の道交法でも2024年施行の新道交法でも軽車両には分類されない。また、シェアサービス型の電動キックボードは産業競争力強化法という別の法律で規定され、実証エリアを走行する限り「小型特殊自動車」となる(maroke@AdobeStock)