スムーズな走りでロングクルーズは極めて快適。B6の2WDモデルより増加した重量は、乗り心地にも好影響したようだ
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
2本のシャークフィンアンテナを備えた姿が特徴的なlimitedのリアスタイル。1本は準天頂衛星システムからの高精度測位情報を受信するためのものだ
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
91kWhのバッテリーとツインモーターAWDを組み合わせたB9 e-4ORCEは、試乗した“リミテッド”でほぼ800万円に達する高価格車
ツインモーターの加速を想像するだけで頬が緩む鈴木直也氏
横方向ヘの広がりを感じさせるコックピット。物理的なスイッチを極力排し、近未来感もある
黒が深く視認性が高い正面モニター
縦に狭いモニターにクォータービューでうまく地図を表示させている
表示も精細でわかりやすいナビ表示
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
日産 アリアB9 e-4ORCE limited
AWDとはいえシャフトが存在しないので足元はスッキリ。limitedはシートにナッパレザーを採用
後席シート
ややフロアの高さは感じさせるものの、膝まわりは余裕があり、長距離ドライブも余裕の後席
ラゲッジスペース
出力218ps/トルク30.6kgmのモーターを、e-4ORCEでは前後に2基搭載。システム出力は394ps! 全力加速を試みれば2WDのB6との差は段違い
街を流せば静かでスムーズ。2トン超えの車重で乗り心地も重厚なものとなっている
加速してよし、流してよしの走り心地に鈴木氏のスマイルもいつもの三割増し!?
ただし、普通に流していると「高性能車オーラ」はなくなる。高性能エンジン車にはつきものだった「隠しきれない獰猛さ」のようなものが無いが、それを「物足りない」と感じるか「上品で奥ゆかしい」と感じるかは乗り手次第だ