ターボハイブリッド(RX)、シリーズハイブリッド(エクストレイル)、シリーズパラレルハイブリッド(ZR-V)、輸入車初のフルハイブリッド(アルカナ)と各種揃った今回の試乗車。スポーツ性能を最も発揮したのは!?
日産 エクストレイル G e-4ORCE。可変圧縮比の直3、1.5L・VCターボエンジンを発電用に使う新世代e-POWERを搭載。前後の駆動力を緻密に制御するe-4ORCEも採用
写真のナッパレザー、タンのシートはGグレードのみに設定されるオプション装備。上級感を醸し出す木目調フィニッシャーもGグレードの専用装備となる。リラックスできる空間だ
日産 エクストレイル G e-4ORCE(鈴木氏の採点:80点)
日産 エクストレイル G e-4ORCE
日産 エクストレイル G e-4ORCE
日産 エクストレイル G e-4ORCE
ホンダ ZR-V e:HEV Z 4WD。モーターをメインに状況に応じて直4、2Lエンジンも駆動に加わるe:HEV搭載。多段ATのような制御のリニアシフトコントロールも採用
ZR-Vのインテリアはオーソドックスで使いやすいもの。シビックと共通のハニカム状エコアン吹き出し口がデザイン上のアクセントとなっている。Zグレードは本革シートとなる
ホンダ ZR-V e:HEV Z AWD(鈴木氏の採点:75点)
ホンダ ZR-V e:HEV Z AWD
ホンダ ZR-V e:HEV Z AWD
ホンダ ZR-V e:HEV Z AWD
ルノー アルカナ E-TECHハイブリッド。電制ドッグクラッチマルチモードATを用いるE-TECHハイブリッドを搭載。エンジンは直4、1.6LでEV走行も可能なフルハイブリッド
日本ではR.S.ラインワングレードとなるアルカナ。電動シート、シート&ステアリングヒーターなど欲しい装備は標準で用意されている。赤の差し色がスポーツ性を演出している
ルノー アルカナ E-TECH ハイブリッド(鈴木氏の採点:70点)
ルノー アルカナ E-TECH ハイブリッド
ルノー アルカナ E-TECH ハイブリッド
ルノー アルカナ E-TECH ハイブリッド
レクサス RX500h Fスポーツパフォーマンス。直4、2.4Lターボ+6ATの新開発ハイブリッド搭載。リアに高出力モーターを持つeアクスルを搭載した「ダイレクト4」も注目の技術だ
従来のレクサスよりも攻めたインテリアになっているRX。日本車にしてはめずらしく、しばらくは各種操作に戸惑いを覚えるほどだが、慣れれば使いやすさを追求していることがわかる
レクサス RX500h Fスポーツパフォーマンス(鈴木氏の採点:85点)
レクサス RX500h Fスポーツパフォーマンス
レクサス RX500h Fスポーツパフォーマンス
レクサス RX500h Fスポーツパフォーマンス
取材の途中から諦めもついていたのだが、今回は「参りました」はナシという結果に。厳しい上り坂とハイスピードコーナーが続くコースでは、ハイブリッドのよさが引き出せないようだ
エンジンもハイブリッドの種類もそれぞれ異なる4台。スポーツ性能の高さに期待した今回の試乗だったが、弱点を露呈する結果となってしまった
各車主要諸元表