スズキ GSX-R/4(2001年)。スズキが誇る世界最速の量産スポーツバイク「GSX1300Rハヤブサ」の1.3L、4気筒エンジンを、専用設計となるアルミスペースフレームのミドシップに収めたスポーツコンセプト
トヨタ Fun-Vii(2011年)。「走るスマホ」と表現された内外装ともにディスプレイで覆われたコネクテッドカー。外装さえも自在な変更が可能。2+1のキャビンに窓はなく、カメラ映像を周囲に表示する驚きの仕掛けだった
日産 ネイルズ(2001年)。若者をターゲットとした「ストリートピックアップスタイル」を提案した2シーターモデル。愛嬌たっぷりのA型フォルムのキャビンと超低床の荷台は繋がっており、幌の開閉でアクセス可能だった。形がスリッパっぽい?
ホンダ ユニボックス(2003年)。トラス骨格の採用でボディパネル交換を可能としたミニバン。超低床フロアとジョイステックによる操作系などで室内空間を最大化。ドア内部には2輪コンセプトカーを収納。スケスケボディは車内が見え過ぎ!
スズキ X-HEAD(2007年)。軽トラ以上小型トラック未満という手頃なサイズのオフロードトラック。1.4Lエンジンをミドに搭載したフレームボディで、多彩な機能を持つ荷台の着せ替えにも対応。軽トラのDNAを受け継いだコンパクトトラックだ
日産 IDx(2011年)。「ハコスカ」、「510ブル」、「初代シルビア」など往年の日産車を彷彿させるデザインを持つ2ドアクーぺ。1.6L直4ターボのFRであり、シルビアの復活かと騒がれたが市販化されず。コンセプトで終わらせてほしくない一台
トヨタ S-FR(2015年)。運転の愉しさを追求した手頃な軽量FRコンパクトスポーツ。ボディサイズとフロントミドシップレイアウト程度の情報しか明かされなくとも注目度は高かった。市販を望む声も大きく、検討もされたが実現せずに終わった
ダイハツ DNコンパーノ(2017年)。1963年登場のダイハツの小型車「コンパーノ」をモチーフとした小型4ドアクーペ。搭載エンジンには、1Lターボと1.2Lハイブリッドが想定された。コンパーノを蘇らせるコンセプトがナイス!
日産 JIKOO(2003年)。初代ダットサンロードスターを原型にしたオープンカー。江戸開府400年記念事業とのコラボによるコンセプトモデルで、随所に江戸の伝統工芸技法を採用。江戸時代の地図や風景を表示する「江戸ナビ」を装備
日産 Pivo(2005年)。バイワイヤーによりキャビンの360°回転を可能とし、後退走行を不要としたEV。都市部の若い女性向けで、運転席を中央とした3人乗りだった。この後、3世代目まで開発が続いた
ホンダ PUYO(2007年)。このぽっちゃり体型の小型車は、なんとFCEV。しかもボディも柔らかい素材とすることで安全性を向上。インテリアはダッシュボードを含め、ソフトな布を使い、優しい触感となっている
ダイハツ マッドマスターC(2007年)。マウンテンバイクサポートカーを想定した小さなトランスポーター。フレームボディや370mmの最低地上高などで本格的オフロード走行にも対応。全幅1.6mあるが、エンジンを含め軽に近いサイズだ
マツダ 清(キヨラ)(2007年)。次世代技術「SKYACTIV」のパワートレーンを先行搭載した小型車。3代目デミオより小型化し、100kgの軽量化も図ることで、非電動化で燃費効率の最大化を図った。こだわりのデザインは「水の流れ」がテーマ
ダイハツ FC凸DECK(2013年)。トレーラーヘッドにも見える軽自動車規格のユニークなFCEV。燃料には水素ではなく、水加ヒドラジンを用いたダイハツ独自の低コストな「貴金属フリー液体燃料電池」を搭載し、軽に最適なFCVの姿を提案
トヨタ KIKAI(2015年)。通常は隠れているメカをあえて露出させ、デザインに取り込むことで、クルマの魅力をアピール。センターレイアウトのコクピットからは、前輪の足回りの動きが見える小窓が設けられていた
ヤマハ スポーツライドコンセプト(2015年)。ゴードン・マレーデザイン社(GMD)とのコラボが生んだ本格派小型スポーツ。GMDのカーボン骨格「iStream」を採用し、二輪感覚の小ささと俊敏な走りを実現すべく、750kgという超軽量を誇った
スズキ e-サバイバー(2017年)。次世代ジムニーのコンセプトと噂された電動オフロードカー。ラダーフレーム構造を持つ電動4WD車で、前後2モーター4輪独立駆動が特徴のコンパクトSUV
マツダ ヴィジョンクーペ(2017年)。魂動デザインとFRレイアウトの融合が生んだ上級4ドアクーペ。CX-60がFRプラットフォームを採用した今、2015年のコンセプトカー「RX-VISION」とともに、その動向が注目される。市販化してほしい!
トヨタ LQ(2019年)。未来の愛車を提案した小型EV。AIエージェント「YUI」を搭載するなど、時代を先取りした先進機能が満載されたコンセプトカー。自動運転レベル4まで対応可能とし、実際に公道での実証実験にも使われた