ハザードランプは後方の車両に自車の停車を知らせるためのもの。なんらかの理由で高速道路の路肩に停車させる際には使用が必須といえる
交通違反取り調べ中のパトカーもハザードランプを点滅させている。日中であっても点滅させるのは、後方のクルマに停車していることを知らせるためだ
通学通園バスは学童や園児の乗降中にハザードランプを点滅させる必要がある
なんらかの理由で路肩に停車させる際にハザードランプを使用するが、日中の場合、点滅は義務ではない
高速道路で渋滞の最後尾に追いついたときにはハザードランプを点滅させる。これも道交法に記された行為ではないが、現在ではハザードランプの使用を推奨する警察高速隊もある
レッカー車でけん引されるクルマもハザードランプを点滅させる
クルマと人の数が多い駐車場では、バック駐車を行う際にハザードランプを使用して周囲の歩行者やクルマに自車の動きを知らせるとよい
降雪時など、視界が悪く走行スピードも極端に遅い場合はハザードランプを点滅させながら走るのが有効というケースも多い(mario beauregard@Adobe Stock)
渋滞している道路に側道から進入する場合、まずはアイコンタクトやハンドサインで自車が合流する意志を後方のドライバーに伝える。その後にサンキューハザードでお礼することも
本線への合流では、合流する側もされる側も譲り合いの精神が必要。ここからサンキューハザードの習慣が生まれたといえる
サンキューハザードではなくハンドサインでお礼の意思を伝えるのが道交法上は正しい(Jagdel@Adobe Stock)
交通量が少なく見通しの良い道路では、日中の路肩への停車時にハザードランプを点滅させる必要はない
ハザードランプをオンにしたまま長時間駐車するとバッテリーが上がってしまう可能性が高い。その場合は、他のクルマのバッテリーと接続してエンジンを始動するか、バッテリーの充電を行う
車種によって異なるが、一般的にハザードランプのスイッチはダッシュボード中央の操作しやすい位置にある