自動車に関する関心が高い人にとっては「公道を走るのに車検を受けないなんてあり得ない!」という人もいるだろう。しかし公道を走る無車検車は実在するのだ(lastpresent@Adobe Stock)
いまさら言うまでもないが、乗用車の場合、車検は所有者に2年に1度受けるよう義務付けられている。自動車を運転するうえでの「義務」のひとつなのだ(Kumi@Adobe Stock)
自動車を運転するうえでの義務にもかかわらず、ナンバー自動読み取り装置による調査結果によると、無車検車の台数は全体の0.1%にもなったそうだ(soraneko@Adobe Stock)
「0.1%」という数字にピンと来ない人もいるかもしれないが、自動車1000台のうち1台が無車検車ということになる。交通量の多い高速道路では1日10万台以上の自動車が走るといわれるが、その中の100台が無車検車という計算だ。これは決して少ない数字ではない(beeboys@Adobe Stock)
車検が切れているということは、車検とセットで更新する自賠責保険も切れている。恐ろしいことこの上ない(BlueBeans@Adobe Stock)
例え任意保険に加入していても、車検が切れている車両で事故を起こしたら保険金が支払われないことが多い。損害賠償や物損の各所の修理代などを全て自身で支払うことになる(Freedomz@Adobe Stock)
車検切れの車両で公道を走行した場合、6点の違反点数で30日間の免停と、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金。さらに自賠責切れで6点の違反点数と、1年以下の懲役または50万円以下の罰金。合わせて違反点数12点で90日間の免停、最大80万円の罰金となる(beeboys@Adobe Stock)
車検ステッカーには有効期限が記されているが、日常の風景と化してしまい意外と目に留まらないこともある。スマートフォンのリマインダーなど、あらゆる手段を活用し、万が一にも忘れないようにしたい(U4@Adobe Stock)