ひさしぶりに「よってたかって評価する」いつもの面々。今回は編集部・アカザワのたっての希望でアバルト 500eに試乗する
アバルト 500e
アバルト 500e
アバルト 500e
試乗の感想は賛否両論。アバルトの新たな試みを評価する声もあれば、「アバルトはまだまだこんなもんじゃないハズだ!」と、一層の奮起を期待する声に分かれた
いずれにしてもアバルトのBEVとしてはこれが最初。ここから取捨選択があり、さらに煮詰め、アバルトらしいBEVを形作っていくことだろう
走りはなかなかのもの。しかしウリのひとつである「サウンドジェネレーター」にはさらなる進化の余地アリ
タイヤはブリヂストン製の205/40R18を装着。センターのキャップの主張も強く、ひと目でアバルトであるとわかる
随所にアバルトであることを主張するエンブレムを配している500e。Cピラーの付け根には、500eの刻印が入る。所有欲を刺激する造りは、アバルトならではと感じさせる
リアのトランクスペース下部に設置された、サウンドジェネレーターのスピーカー。アイドリング時、空ぶかし時の音も再現している
充電口は運転席側のリアフェンダーにある。普通充電と急速充電に対応するが、急速充電はコンボ方式なので変換アダプターが必要だ
ドライブモードは3つ。「スコーピオン トラック」以外はワンペダルドライブとなる
内装はふんだんにアルカンターラを使用し、レーシーなイメージとなっている
シートは表皮にアルカンターラを採用。ホールド感が高い形状で滑りにくい
後席もあるが、外観から見てわかるとおり広くはない。頑張れば乗れるくらいだ
荷室容量は185リッター。後席背もたれには50:50の分割可倒機構が備わる
CHAdeMO方式への変換アダプターがデカいし重い。腕力に乏しい人はつらい
サンルーフのガラスは開かないが、シェードを開ければ開放感がある
完全な丸目ではなく、あえて狙ったライトデザインが、なんとも愛嬌があって可愛い
サンルーフが開かないハッチバックと比べて、解放感満点のカブリオレ
アバルト 500e 諸元表