クルマを運転中は上半身の重みが腰へと集中し、血流が悪化して神経を圧迫してしまうため、腰痛になることがある。特にAT車を運転中、左の膝を曲げた姿勢で運転している人は要注意。血流が妨げられ、腰痛の原因になる(PHOTO:写真AC_ACworks)
運転中の腰痛は、背骨を立っているときと同じ状態に保つように座ると予防できるそう(PHOTO:Adobe Stock_freshidea)
シートに深く腰かけ、ランバーサポートがあれば前に出し(なければクッションを挟むことでOK)、背骨のS字ラインを保つようにする。この姿勢を保つのは辛そうに感じるが、このほうが腰痛予防になる
背骨のS字ラインを保つにはシートも重要。滑りやすい素材であったり、クッションが硬すぎたり、逆にフカフカすぎたりすると、姿勢保持が難しくなり腰痛や疲労の原因に。正しい姿勢で座り続けられるよう、腰回りを支持する形状のシートを取り入れよう(PHOTO:AdobeStock_vision)
ジュークNISMOのスポーツシート。滑りにくいアルカンターラ素材を使用しており、横から腰回りをしっかりと支えてくれるので、腰痛は発生しにくかった
クラウンクロスオーバーの前後シート。ホールド性が良く、背中が丸まりにくい。2列目シートも同様に、腰がシートの奥にはまり込むような形状になっており、腰痛対策によい印象
腰痛を防ぐには、こまめな休憩も大切。ストレッチなどの軽い運動や、水分補給もしておきたい。水分不足は血流を悪くするため、腰痛の原因になる(PHOTO:写真AC_minaa_key)
対症療法にはなるが、腰にカイロを貼ると、じんわり温めることで、痛みがかなり楽になる。安価で取り入れやすいのでオススメだ(PHOTO:写真AC_まa)