1989年登場の日産 パオ。レトロデザインで登場したパオが35年の時を経て、ガチでレトロな存在となった
わざとらしかったレトロさが消え、錆びにくいシトロエンやルノーのよう。走りは遅いけど軽快!
全面鉄板にも見えるが一部に樹脂パネルも
1989年登場の日産 パオ。1987年のBe-1に続く日産パイクカーの第2弾として登場した
1989年登場の日産 パオ。同じく1989年にエスカルゴ、1991年にフィガロと、日産パイクカーは第4弾まで続くことになる。第5弾はいつ!?
1989年登場の日産 パオ
1989年登場の日産 パオ
キモチよすぎるガラスハッチ&アオリ!
マーチ譲りの1L直4、OHC。正直52psと遅いが車重720kgと今の軽より軽いのでそれなりに走る
ドアやラゲッジはベンツGクラスもビックリの外ヒンジ
前後ライトやホイールキャップも可愛い丸型
前後ライトやホイールキャップも可愛い丸型
ディテールまでしっかりレトロに作り込まれている
ドア内張りもしっかりレトロデザインで作り込んであり、イマドキあり得ない手こぎのレギュレーターが!
シトロエンもビックリな一文字スポークハンドル
シフトのみマーチそのものという感じだが、今となってはレトロ
クラシックな丸型メーターと鉄板むき出しのようなインパネ。スイッチ類はよく見るとモダン
2CVのハンモックシートをそのまま現代風に仕上げたようなシート。ただし元々のオシャレな麻布風表皮は汚れたのかカバー付き
PAOは中国語の「包」が語源で、モンゴル遊牧民のゲル(組立式家屋)を意味する
リアサイドは上下分割開閉で下が少しだけ開く。ゴムはヘタり気味なものが多いらしく、高速では風切り音がそれなり。それもまた味!
徹頭徹尾、手を抜くことなくレトロに作り込んでいる。鉄板風に見えて実は樹脂パネルという部分もあるが、逆にサビや腐食を防いでくれている
徹頭徹尾、手を抜くことなくレトロに作り込んでいる。鉄板風に見えて実は樹脂パネルという部分もあるが、逆にサビや腐食を防いでくれている
徹頭徹尾、手を抜くことなくレトロに作り込んでいる。鉄板風に見えて実は樹脂パネルという部分もあるが、逆にサビや腐食を防いでくれている
今回の撮影にご協力いただいた栃木県足利市のガレージ・コヌマ。「フィガロほど売れないのでお金をかけて直す人は少なめ。程度のいいパオは減ってます」と担当アベさん。しかしタイミングベルトやラジエーターキャップ交換、消耗品をきっちり見ていれば大きな壊れはないとか。上玉見つけたらソク買いだ!