■そもそも本企画の発端となったのは当時の…… 「ここまでやるぅ!!?」なクルマ技術をチェック!
本企画の発端となったのが当時のダイハツ・スズキの軽燃費競争。ダイハツがミライースで30.0km/L、その直後にスズキが30.2km/Lで対抗して軽低燃費バトルが白熱。そして、ついにスズキがダイハツに「参ったか、もう付いてこれないだろ」と言わんばかりのアルトエコ33.0km/L、スペーシア29.0km/Lを発売した。まさに「ここまでやるぅ!!?」な技術競争であり、開発陣の情熱の賜物だろう
【1位】スバルの衝突被害軽減ブレーキ、アイサイト……ミリ波レーダーや赤外線レーザーを使わず2個のカメラ映像の解析で対象物を見分けるスバルのアイサイト。10万5000円と割安(ここまでやるか度指数=100)
【3位】SKYACTIV-D(ディーゼルエンジン)……アテンザとCX-5に搭載されるSKYACTIV-D2.2。最高出力は175ps/最大トルクは42.8kgm、燃費は20km/L(AT)(ここまでやるか度指数=93)
【4位】ランエボXのAYC(S-AWC統合制御)……AYC(アクティブヨーコントロール)はACD(アクティブセンターディファレンシャル)などと統合制御。曲がる技術に関しては世界一!(ここまでやるか度指数=90)
【5位】ランクルのクロールコントロール……クロールコントロールは車輪の空転をなるべく小さくするよう、エンジンとブレーキを最適制御することでアクセルとブレーキの操作を自動化(ここまでやるか度指数=88)
【6位】ヤマハとのコラボによるLFAのエンジンサウンド……吸排気系に設けられたサージタンクを音の放射体として利用し、肉厚やリブ形状などの最適化を図り、加速時(3000rpm周辺)には力強い音、高回転時(6000rpm)では艶やかで滑らかなエンジン音を実現(ここまでやるか度指数=85)
【7位】スズキの減速時エネルギー回生機構、エネチャージ……近赤外光を車両前方に照射して車両前方の見えにくい歩行者、障害物などを映像化し、ファイングラフィックメーターに表示。歩行者を検知すると黄色の枠で囲い、注意を促す(ここまでやるか度指数=75)
【9位】ナイトビュー(クラウンマジェスタ)……ZやスカイラインクーペのMTに搭載。シフトダウン時に一瞬エンジン回転数を高めてギアと同期。ヒール・アンド・トゥの操作が不要になった(ここまでやるか度指数=71)
【12位】ジヤトコ製 副変速機付きCVT……2つのプーリーの溝幅を変化させ、プーリー間に掛けられたスチールベルトの円弧半径を変えることで変速比をコントロールする副変速機付きCVT(ここまでやるか度指数=70)