一般社団法人日本自動車工業会は、2025年6月24日、開幕まであと約100日となったこともあり「ジャパンモビリティショー2025」(東京ビッグサイト/2025年10月30日~11月9日)のメインビジュアルと企画概要を発表した。ジャパンモビリティショー2025は、前回(2023年10月開催)「東京モーターショー」から名前を変えて大幅リニューアル。会期中の総入場者数111万人を超えた大型イベント。今年はそのリニューアル2回目となる。
文:ベストカーWeb編集部、画像:日本自動車工業会
【画像ギャラリー】企画概要資料と参加企業リスト全部見せます(29枚)画像ギャラリー今年(10/30-11/9)も総来場者数100万人以上を目指します!
「今回を通じて、このJapan Mobility Showを国民的なイベントとして定着させたい。そのために、会期中の総入場者数は今回も100万人以上を目指します」
今回の記者発表会に登壇した貝原典也氏(モビリティショー委員会委員長/本田技研工業取締役代表執行役副社長)は、上記のように意気込みを語り、以下のように続けた。
「前回(2023年)はどちらかというと【モビリティの未来】にスポットをあてておりました。今回はモビリティ、クルマの過去、現在にもスポットをあてて、そこから繋がる未来を見せたいと考えています。前回の盛り上がりに加えて、ファミリーの皆さま、お子さんなども存分に楽しめるイベントにしたいと思っております」
Japan Mobility Showは、2025年10月30日(木)~11月9日(日)に東京ビッグサイト(東・西・南展示棟)で開催される。今回は「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をテーマに、「#FUTURE」、「#CULTURE」、「#CREATION」の3軸で展開。
「2035年の近未来」を体感するTokyo Future Tour 2035や、ヒストリックカーやレーシングカーのデモラン&同乗体験、トミカや軽トラ市など家族で楽しめるカルチャー展示、スタートアップピッチコンテスト&アワード、ビジネス共創フォーラムなど、多彩なプログラムを用意。
約130社の出展者とメインパートナーSCSKをはじめとする企業協賛のもと、幅広い世代に向けた新たなモビリティ社会の魅力を発信する予定だ。
以下、各「軸」についてざっくり紹介したい。
「#FUTURE: Tokyo Future Tour 2035で近未来体験」
前回(2023年)に実施して来場者に大変好評だった巨大モニターを使った体験型シアター「Tokyo Future Tour」の第2弾、「Tokyo Future Tour 2035」がイベントの目玉となる。これから10年後の近未来をテーマに、100以上の企業・団体が共同で未来都市としての「東京」を再現し、自動運転技術や次世代モビリティによる新たなライフスタイルを来場者が体験できる構成。演出には「LED TOKYO」の最先端LEDテクノロジーを活用し、没入感を高める演出にも注目だ。
また、各メーカーブースでは最新のコンセプトカーも並ぶ予定。「もうすぐ出るクルマ」を楽しめるのは、東京モーターショー改めジャパンモビリティショー最大の魅力のひとつ。
「#CULTURE: カルチャー展示とデモラン&同乗体験」
時代を彩ったかつての名車やバイクを集めたカルチャー展示、レーシングカーやSUVなどによる迫力のデモラン&同乗体験を実施。過去の名車がズラッと並ぶのはだいぶ楽しみだ。さらに、子供向けのトミカブースや全国各地の特産品が並ぶ軽トラ市、コミュニティゾーンなど、家族連れも楽しめるプログラムが充実している。また、小学生以下を対象とした職業・社会体験コンテンツ「Out of KidZania in Japan Mobility Show」も展開され、未来のモビリティ産業を楽しく学べる場を提供する。
「#CREATION: スタートアップピッチと共創フォーラム」
スタートアップ企業を巻き込んだ「ビジネス向け」の側面も進化する。モビリティ産業の未来像を共創するプラットフォーム「Startup Future Factory」を展開。スタートアップ企業約500社の参加実績をベースに、シード/アーリーとミドル/レイターの2部門計30社がピッチコンテスト&アワードでプレゼンを行う。参加者はビジネスマッチングや特別セッションを通じて、新たな共創機会を得られる。さらに、Future Mobility Forumのトークステージでは自工会会長・副会長による特別セッションが予定され、産業界リーダーがモビリティ社会のあり方を議論する。





























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