スバル「ウィルダネス」が日本にやってきたぞ!! フォレスターはほぼ確!? 本気のアドベンチャーブランドがついに動く

スバル「ウィルダネス」が日本にやってきたぞ!! フォレスターはほぼ確!? 本気のアドベンチャーブランドがついに動く

「見た目だけのアウトドア風じゃない」。ジャパンモビリティショーの会場でそう断言したスバルの担当者は、静かな口調のまま内容は熱かった。北米で育ったアドベンチャーブランドの「ウィルダネス」が、グローバル展開の開始に向けて準備が進められている。そのリストには、日本も入っているそうだ!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:西尾タクト、ベストカーWeb編集部

【画像ギャラリー】ウィルダネスの日本導入は確定的!! ジャパンモビリティショーで出展されたフォレスターとアウトバックを隅々まで見て!!(9枚)画像ギャラリー
▲フォレスターウィルダネスに加え、パフォーマンスB STIコンセプトにも迫ります!!

冒険家を惚れさせる見た目と味付け

日本への導入に向けて積極的に調整が進められているウィルダネスはフォレスターから物語をスタートさせるのが有力
日本への導入に向けて積極的に調整が進められているウィルダネスはフォレスターから物語をスタートさせるのが有力

 ウィルダネスは2021年から北米市場で展開を開始した、スバルのアドベンチャーを象徴するブランド。やることは明快で、「行ける可能性を広げる」。そのため、最低地上高のアップとデパーチャアングルを拡大し、深い轍や段差をやり過ごす余裕を確保する。

 さらにギア比の見直しをしているほか、足元にはATタイヤ。そして、牽引容量アップといった“機能強化”がワンセット。単なる見た目パッケージではなく、悪路での駆動力と復帰力にテコを入れるのが流儀だ。

 ジャパンモビリティショーのスバルブースでは、アドベンチャーを際立たせるために、フォレスターとアウトバックのウィルダネス仕様 を展示した。

 フォレスター ウィルダネスは日本の右ハンドル車をベースに、北米パーツ+ラッピングで世界観を具現化したプロトタイプで、まもなく販売を控えている量産最終仕様とは細部が異なる。

ウィルダネスの世界観を伝えるにあたりアウトバックは欠かせない存在
ウィルダネスの世界観を伝えるにあたりアウトバックは欠かせない存在

 一方のアウトバック ウィルダネスは、ノーマルモデル自体が日本導入についてはまったくの白紙ではあるため参考出品という扱い。だが、ウィルダネスの世界観を発信するに当たっては欠かせない存在であることから、今回展示に至ったという。

本格ウィルダネス仕様はフォレスターから点火

専用のフロント&リアバンパーをはじめ、拡大したホイールアーチクラッディングや専用LEDフォグランプを装備し、走破性能や機能性能を一層強化している
専用のフロント&リアバンパーをはじめ、拡大したホイールアーチクラッディングや専用LEDフォグランプを装備し、走破性能や機能性能を一層強化している

 ウィルダネスは北米で、移動しながら自然を楽しむ旅の入門として高評価を得てきた。ポイントは「ゴリゴリの道具にしない」こと。日常域での不便を増やさず、週末の一歩先を解禁する。この帯に短しを作らないさじ加減が、日本でも刺さる。

 気になる日本への導入については嬉しい言葉を担当者から聞くことに成功。発売のタイミングは未定ではあるものの、積極的に準備が進められている。

 サイズ感と視界、日常~週末の振れ幅に対するコスパの高さから、日本へはフォレスターが最適解というのがスバルの読み。将来的にラインを広げるかどうかは、スバルブースを訪問した来場者の反応も参考にするそうだ。

 逆輸入で「はい、どうぞ」ではなく、日本の保安基準や環境規制に合わせた開発を前提にしている点も好印象。派手なスローガンより、積み増しの物理で語る。数字と部品で攻めるスバル、やっぱり信用できる。

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