BYDの勢いがスゴい!! すでに上陸しているATTO3にドルフィン、それに加えてまもなくシールなるスポーツセダンも。モビリティショーでお披露目されているのは、それに加えて水もイケちゃうU8。そしてBYD版アルファードともいえる高級ミニバン、これマジで魅力だらけです!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
◼︎BYDの展示って何?? 気になるラインナップを紹介!!
BYDでは「Essential Vehicle」をコンセプトに、同社が掲げる「Technology」、「Green」、「Future」をテーマとする6つのブースでの展示を実施。
すでに日本ではSUVスタイルのATTO3とエントリーモデルとなるドルフィンが導入されているが、今回のブースではその2車種のほか、来春の日本導入が予定されているスポーツセダンのシール。
水陸両用オフロードSUVのU8。メルセデス・ベンツと共同出資で生まれたデンツァブランドからリリースしたプレミアムミニバンのD9が展示され、圧巻のブース構成となっている。
◼︎補助金使えば300万円切り!! 新型ドルフィンかなりイイぞ
日本では9月20日に販売が開始されたBYDのエントリーモデルとなるドルフィン。
日本の使用環境にマッチさせるために、日本仕様のみ全高を1550mmに抑えた。
BYDの本気がうかがえる1台で、標準モデルでも航続距離は400km、ロングレンジモデルでは476kmを誇っている。
価格も戦略的で、標準モデルは363万円のメーカー希望小売価格に、65万円のCEV補助金が支給される。
そのため、実質販売価格は300万円を切る298万円ということになり、コストパフォーマンスに優れた1台ということになりそうだ。
2024年春の日本導入が予定されているスポーツセダンのシールは、低く構えたスタイルが走りの良さを早期させるデザインとなっており、230kWを発生させるモーターで後輪を駆動させるもの。
◼︎新型シール見た目圧巻!! 尻下がりセダンが超絶たまらんっ
後輪駆動というだけでもワクワクしてしまう人も多いかと思うが、シールにはさらに160kWのフロントモーターも搭載したAWD仕様も。
そう、スポーツセダンの冠にふさわしい動力性能を有している。
航続距離も現在日本に導入されているBYDのモデルの中では最も長い555kmを実現しており、現在のBYDにおけるフラッグシップモデルの役割も果たしてくれそうだ。
◼︎1100馬力ってマジか!! 陸も水もイケちゃうU8がヤバすぎ
オフロードSUVのU8を展開するのはBYDのプレミアムブランドとして今年の1月にお披露目された「ヤンワン」ブランドからリリースされるもので、ボディサイズは全長5mを超える堂々としたもの。
見た目の通り4WDとなるが、独立した4つのモーターを備えるクワッドモーターシステムを搭載。
当然ながら4つのモーターを個別に制御することで圧倒的な走破性を実現しているだけでなく、タンクターンと呼ばれる、その場で360度回転するという離れ業もやってのけるのだ。
また4つのモーターが発生するシステム出力は1100馬力を超えるとされており、重量級の巨体をものともしない動力性能を持ち合わせていることも特筆すべきポイントと言えるだろう。
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