自動ブレーキで自動車保険 割引に 「9%安くなる」場合とは

損保ジャパンは安全運転割引制度も導入

損保ジャパン「ポータブルスマイリングロード」のイメージ図。このように運転診断結果が得点で判定される
損保ジャパン「ポータブルスマイリングロード」のイメージ図。このように運転診断結果が得点で判定される

 この自動ブレーキ割引導入に際して、各社独自の割引を導入する動きも広まっている。

 損保ジャパンでは、2018年1月より独自の『安全運転割引』を新設。この割引は、スマートフォンアプリの「ポータブルスマイリングロード」を用いておこなうもの。同アプリの「運転診断」で、獲得した「得点」に応じて割引率が決まる。

■安全運転割引の割引率

・割引スコア 80〜100点/20%【6(S)等級】、5%【7(S)等級】
・割引スコア 60〜79点/12%【6(S)等級】、3%【7(S)等級】

 で、肝心のどのようにスコアが割り出されるか? これは、そのドライバーのアクセルやブレーキ、ハンドルの操作によって得点が決まる。基本的には「急」が付く操作は厳禁で、滑らかな操作を心がけることで得点が上がる仕組み。

 新しく保険を契約する場合は、6(S)等級からスタートとなるので、基本的には「新しく保険を契約した時点でも、運転診断の結果によって割引を受けられる」と考えていい。

 ちなみに、2台目以降の車(=セカンドカー)を契約する場合は7(S)等級からのスタートとなる。割引の適用期間は1年間のみ(加入初年度)で、通常、事故等がなければ等級は一段階上がるため、その時点で割引は適用されなくなる。

 自動ブレーキの有無で保険料に差が出ることはもちろん、運転の仕方次第で最大2割安くなる自動車保険割引もある。自分がどのような保険を使っているのか? 最適な保険はどれか? 

 これを機に自身の保険を見直すと、思わぬ“得”があるかもしれない。

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