約30年間、ルノーのハッチバックを担ってきたトゥインゴ。2023年を持って販売を終了し、一度ラインナップから姿を消したが、2026年にBEVになって復活する予定。止まっていた針が再び動き始めたのだが、内外装ともにかなり攻めたデザインだった!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Renault
蘇る初代の記憶
1992年、ルノー4の後継車両として人生を歩み始めたトゥインゴ。初代と2代目は3ドアのみだったが、3代目は5ドアハッチバックへと生まれ変わり販売が続けられていたものの、2023年限りで販売を終了。長い歴史に一度終止符を打った。
あれから1年の月日が経過した2024年のパリモーターショーで、プロトタイプを初公開。新型はBEVになる予定で、プロトタイプの名称はトゥインゴEテックと名付けられている。
デザインは全体的に丸みを帯びており、そのカタチは初代を彷彿。一方で、盛り上がったLEDライトなどはモダンらしさが溢れており、過去と未来を融合させている。
新型はトゥインゴが持つヤンチャらしいキャラクターを残しつつも、先進性、サイバー感といった近未来感を際立たせているのもポイントだ。
【画像ギャラリー】カラフルなのは一緒だけど雰囲気は別モノ!! [トゥインゴ]初代と新型プロトのシート柄に時代を感じちゃう!!!!!!(19枚)画像ギャラリーシートのデザインが激エモ案件!!
さらに、2025年1月にベルギーで開催されたブリュッセルモーターショーでは、プロトタイプの内装を初公開した。こちらも初代のDNAを受け継ぎ、全体的に広々とした室内空間を実現させている。
ダッシュボードには、7インチのデジタル計器盤と中央の10.1インチのマルチメディア・スクリーンが装備。3つのクライメートコントロールスイッチと並んで、赤いハザード警告ボタンが、半透明のパネルに収められているのも斬新な光景だ。
ダッシュボード下にはバッグや日用品、シリンダー下には本や携帯電話をサっと置けるスペースが設けられており、収納スペースは非常に充実している。
さらに、シート表皮にも初代に敬意を表しマルチカラーを採用。プロトタイプではイマドキ感を出すべく、グラデーションカラーが設定されているのも、実にエモーショナルだ。
リヤのベンチシートは50:50の比率で、スライドと折りたたみが可能で。様々な状況にフレキシブルに対応できるので、使い勝手も良好そうだ。
新型は2026年にBEVとしてデビューする予定。止まっていたストーリー再開に向ての、カウントダウンが始まった。
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