スバルのラインナップのなかでも屈指の人気を誇るミドルサイズSUV「フォレスター」が、待望のフルモデルチェンジしたが、販売現場では気になる動きがあったらしい。一体、何がどうなった!?
文・写真:ベストカーWeb編集部
販売絶好調!売れてるのはどのグレード? 最新受注&納期
2025年4月17日にデビューした新型フォレスター、いきなり大ヒットを飛ばしている。デビューからわずか1カ月で予約は1万1146台、5月末時点では累計約1万5000台という驚きの受注台数を記録。まさに快進撃だ。
注目のS:HEV(ストロングハイブリッド)は、当初「納期1年以上」と言われていたが、スバルは北米向けの車両を国内に回すという思い切った販売戦略の見直しに踏み切った結果、なんと最短で4カ月にまで短縮されたという情報も入ってきた。これは朗報だ。
そんな新型フォレスターの最新受注状況が明らかになった。
当初は新開発のS:HEVが全体の85%を占め、1.8Lターボは15%と大きな差があった。しかし5月に入ってからは、S:HEVが60%、1.8Lターボが40%とバランスが取れてきた。S:HEV一強という感じではなくなり、ユーザーの選択肢がより広がっている印象だ。
ボディカラーも「地味好き」傾向は健在?
受注データで面白いのは、パワートレーンだけではない。実はボディカラーにも注目すべき傾向がある。
スバルは今回、アクティブかつオシャレ感のあるカラーとして「オータムグリーン・メタリック」や「ブリリアントブロンズ・メタリック」「サファイアブルー・パール」など6色をラインアップしている。どれも魅力的なカラーばかりだ。
……が、フタを開けてみると、「やっぱり日本人は地味な色が好き」という現実が浮き彫りに。
人気トップは「クリスタルホワイト・パール」で30%、続いてグレー系の「リバーロック・パール(2トーン含む)」が23%、「マグネタイトグレー・メタリック」14%、「クリスタルブラック・シリカ」10%と、実に77%がモノトーン系という結果に。カラフル系はやや苦戦気味のようだ。
スバル関係者も「販売好調なのは嬉しいけれど、もっと他の色も選んでほしい……」と苦笑いしていたとか。
せっかくの新型車、ボディカラーでも個性を出したいところ。次の愛車選びでは、ぜひモノトーン以外のカラーにも目を向けてみてはいかがだろうか?













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