2025年秋に発売予定のホンダ新型軽BEV「N-ONE e:」がついに姿を現した! 愛らしいデザインと航続距離270km超という実力を兼ね備え、日常生活にしっかり寄り添う一台として注目を集める。発売に先立ち、8月1日(金)から先行予約を開始する新型BEVのデザインや性能、生活を豊かにする機能について詳細をお届けする。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
N-ONE e:がもたらす新しい日常体験
ホンダが掲げる「e:Daily Partner(イー デイリー パートナー)」コンセプトのもと誕生したN-ONE e:は、“移動と暮らしを支える電気自動車”として開発されたモデルである。軽自動車クラスとしては圧倒的な静粛性と力強い加速性能は、ガソリン車では味わえない魅力だ。街乗りや郊外ドライブも快適で、通勤や買い物など日常の移動がよりストレスフリーになる。
さらに注目はV2H(Vehicle to Home)機能。車両の電力を家庭で使えるため、停電時や災害時には非常用電源として活躍する。クルマが「走る蓄電池」として暮らしを支える存在になるのだ。
デザインと機能性が融合した新世代軽BEV
●エクステリアは“愛らしさ+クリーン”
N-ONE e:の外観は、親しみやすい丸みを帯びた現行型N-ONEのデザインをベースにしつつ、BEVらしいクリーンな雰囲気をプラス。新色「チアフルグリーン」は街中で映える鮮やかさを持ち、日常にちょっとした彩りを加えてくれる。ボディカラーは5色で、ツートンカラーの設定はない。
●インテリアは“シンプル&快適”
室内は視界のよさを重視し、水平基調のインストルメントパネルでスッキリとした印象。明るいトーンのカラーリングが開放感を演出し、安心感あるドライブを楽しめる。操作スイッチも扱いやすい位置に配置され、初心者でも迷わず使える仕様である。
●航続距離は270km超
WLTCモードで270km以上を走行可能。一充電で通勤・買い物はもちろん、週末のドライブまでしっかりこなす実用性が光る。
●グレード構成は2つ
グレードは「e:G」「e:L」の2つ。シンプルさを売りにした「e:G」と、日常をさらに便利に快適にする上級グレードの「e:L」だ。
環境配慮とEVライフを広げる機能
N-ONE e:は環境負荷低減への取り組みも抜かりない。フロントグリルには廃バンパーを再利用したリサイクル材を採用。内装にも植物由来樹脂や再資源化ペットボトルを使用し、サステナブルなクルマづくりを実現している。
また、外部給電機能を備え、キャンプなどアウトドアでの電源供給や災害時の非常用電力としても活躍。日常から“もしも”の時まで頼れる存在である。
さらに、CEV補助金対象車として57.4万円(令和7年度)の補助金が適用され、購入コストがグッと抑えられるのも嬉しいポイント。EV導入を検討している人にとって、コスト面でも魅力的な選択肢となるだろう。
ホンダN-ONE e:は、かわいらしいデザインと実用的な航続距離、そして環境性能やV2Hなど先進機能を盛り込んだ、まさに“日常を変える軽BEV”である。2025年秋の発売が待ち遠しい。






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