インプレッサ、スイフト……2016年新車 ベスト&ワーストモデルチェンジは?


国沢光宏のワーストFMC……パッソ/ブーン

 ワースト1のパッソ&ブーンは、自動ブレーキの性能だけみても理由がわかっていただけると思う。新型車にもかかわらず、車速20km/hプラスマイナス5km/h程度しか自動停止できない、カンペキ時代遅れのレーザー式を採用している。

 おそらく新型車としちゃ最後のレーザー式自動ブレーキ採用車になることだろう。開発担当者に聞いたら、付けたことだけで納得しているようでありました。トヨタから技術をもらえばよかったのに。

国沢光宏のワーストFMC『パッソ/ブーン』■選出理由…作動速度領域の狭い自動ブレーキ

 国沢光宏の進化度評価

インプレッサスポーツ&G4 100点
CX-5 95点
NSX 80点
スイフト 80点
セレナ 70点
フリード/フリードHV 60点
フリード+/フリード+ HV 60点
パッソ/ブーン 30点

渡辺陽一郎のワーストFMC……NSX

 新型8車の採点基準は「フルモデルチェンジの進化度」だから、先代型と比べた時の評価になる。

 そうなるとパッソ&ブーンは得点が高い。新型は注目すべき車種ではないが、先代型の商品力が低かったからだ。

 先代型はグローブボックスを省いたため車検証は荷室のポケットに突っ込んであり、シートのサポート性も悪い。

 操舵感も曖昧で、路上の駐車車両を避ける時も気を使った。これらの強烈な欠点が現行型は解消され、それでも推奨できるクルマではないが進化度は78点とした。

 NSXは評価がさらに下がる。機能は先進的で走行性能も優れ、生粋のホンダファンなら2370万円の価格も納得できるだろう。

 しかし、実質的に買えない。2017年1月中旬時点で、2019年3月の納車枠まで埋まり、それ以降の受注開始時期は未定だ。

 従ってNSXの情報は、メーカーのホームページには掲載されるが販売会社の多くは削除した。「売っていないから掲載できない」という。進化度は1点だ。

渡辺陽一郎のワーストFMC『NSX』■選出理由…すでに2年以上先の納車枠まで埋まっていて、実質的に現在買えない

次ページは : 渡辺陽一郎のベストFMC……スイフト いっぽう、大賞にはスイフトを選んだ。

最新号

ベストカー最新号

日産が前へ動き出す! 日産スクープ総力特集!|ベストカー 7月10日号

本日、ベストカー7月10日号発売!!日産伝統のスポーツモデルの最新情報、セダン特集などをお届け。さらにランクル300の生写真も独占入手!!

カタログ