さりげない運転支援機能のプロアクティブドライビングアシスト
高速道路中心の運転支援機能を、街乗りユースでも使いやすいよう一般道でも充実。「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、ドライバーの安心につなげるという、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)。
PDAには以下の機能があるが、今回新たに追加されたのが「車線内走行時常時操舵支援」。ドライバーの操作を先読みして、ステアリングの反力を変化させることで、不要な操作の抑制や操作遅れを防止し、スムーズな走行をサポート。
開発チームは「PDAのさりげなく減速をサポートする機能と、加速・減速をキビキビとした走りにする、POWER+モードの回生ブレーキによる減速が互いに干渉せず、うまく組み合わさるよう開発を進めてきましたので、ぜひ「安心」と「楽しさ」の両方を感じていただけると幸いです」とのこと。
■プロアクティブドライビングアシストの主な機能
・歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援
リスクを先読みし、危険に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポート
・先行車に対する減速支援
先行車や隣接車の割り込みを検出した時、ドライバーのアクセルOFFに応じて、車間距離が近づきすぎないように緩やかに減速
・カーブに対する減速支援
前方のカーブに対して自車の速度が速いと判定した場合、ドライバーのアクセルOFFに応じて緩やかに減速
・右左折時減速支援
信号交差点への接近を検出した時、ドライバーのアクセルOFF、ウインカー操作に応じてあらかじめ減速を支援し、右左折時の操作余裕を確保
・車線内走行時常時操舵支援
ドライバーの操作を先読みして、ステアリングの反力を変化させることで、不要な操作の抑制や、操作遅れを防止し、スムーズな走行をサポート
プリウスの廉価グレードXとアクアの最上級グレードZとの価格差は5万5000円
このほか、内装の気になる主な進化としては、4.2インチから7インチにアップしたメーター、ディスプレイオーディオが8インチ(G、X、U)となり、、10.5インチのディスプレイオーディオPlus(Zには標準、Gにメーカーオプション)がアップデート。
価格はX(2WD)が248万6000円(+34万円)、G(2WD)が265万4300円(+36万300円)、Z(2WD)が282万4800円(+25万9800円)と、大幅アップしているが、プリウスの価格を見ると、肉薄しているのが気になるところ。
プリウスは、X(2WD)が276万9800円、G(2WD)が324万7300円、Z(2WD)が387万500円。アクアの最上級グレードのZとプリウスの廉価グレードのXが5万5000円の差だ。クラスが違うとはいえ、アナタはどちらを選びますか?


コメント
コメントの使い方合理的で冷静な日本人にとって、5ナンバーサイズの小ささは「積極的に選ぶべき長所」なのです。
そしてプリウスはそもそも競合ではないでしょう。欧州コンパクトやノートオーラといった、小さな高級感系にガチでぶつけてきた。
デザインは嗜好次第ですが、中身では圧倒的優位に立ちましたね。試乗予約中です