ベンツは“デカ口”で行く!? 最新コンセプトカー「ビジョンアイコニック」の迫力がハンパない件!!

ベンツは“デカ口”で行く!? 最新コンセプトカー「ビジョンアイコニック」の迫力がハンパない件!!

 メルセデス・ベンツが公開した最新コンセプトカー「ビジョンアイコニック」のデカ口っぷりがすごいと評判だ。「どうせコンセプトカーだろ」と思わんでほしい。メルセデスは新型GLCにも同種のデカ口グリルを採用している。ひょっとして今後のメルセデスはこのテイストで突っ走るのかも!?

文:ベストカーWeb編集部/写真:メルセデス・ベンツ

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グリルで語る、メルセデスの新時代

メルセデス・ベンツのビジョンアイコニック。すさまじい迫力 
メルセデス・ベンツのビジョンアイコニック。すさまじい迫力 

「ビジョンアイコニック」は、1930年代の黄金期にインスパイアされたアール・デコ調デザインと最先端テクノロジーを融合したコンセプトカーだ。

 最大の見どころは、何といっても“デカ口”ともいえる巨大クロームグリル。往年のW108や600プルマンを思わせる堂々たる構えに、スモークガラスの格子とLEDによる光の演出が加わり、電動化時代の新たなメルセデスの顔を作り上げている。

 この「アイコニック・グリル」は単なるショーカー用デザインではない。実はすでに新型GLCにも採用されており、これが今後のメルセデスのデザインDNAになる可能性が高い。そういえば2025年4月に発表されたミニバンコンセプト「Vision V」もデカ口だったなあ。

 グリル中央には光るスリーポインテッドスターが輝き、照明によるアニメーション演出まで可能。まさに「顔で語るブランド」への進化を感じさせる。

中身もまさに“走る美術品”

クラシカルかつエレガンス。ダッシュボードは浮遊ガラス構造!
クラシカルかつエレガンス。ダッシュボードは浮遊ガラス構造!

 外観のインパクトだけでなく、内装もため息ものだ。深いブルーのベルベットシートに真珠母細工、ストローマルケトリー(藁細工)といった素材が惜しげもなく使われ、アール・デコ様式を現代的に再構築。

 ダッシュボード中央には「ツェッペリン」と呼ばれる浮遊ガラス構造が配され、アナログ時計とAIアシスタントが共存する“ハイパーアナログ”な空間を演出している。

 さらに、太陽光で走行距離を延ばすソーラーペイントや、人間の脳を模したニューロモーフィック・コンピューティングによる効率的な自動運転制御、そしてステア・バイ・ワイヤによる軽快な操舵感など、未来技術のショーケース的存在でもある。

 このビジョンアイコニックは、見た目も中身もまさに“走る芸術品”。「市販車はこの顔にはならんだろ」と思うなかれ。メルセデスは本気で“デカ口時代”に突入したのかもしれない。

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